各種委員会報告 |
日米熱工学合同会議委員会 活動報告 |
平成20年2月26日 |
[委員長] 岡崎 健(東京工業大学) [幹 事] 花村 克悟(東京工業大学) 本委員会(日米熱工学合同会議委員会;AJTEC07委員会)を2003年に立ち上げて以来、さまざまな議論を重ね、今期、日米熱工学合同会議の開催を果たした。今期の活動を以下に要約する。 1.第7回日米熱工学合同会議が、2007年7月8日(日)~12日(木)にわたり、カナダのバンクーバーにあるWestin Bayshore Resort ホテルで、ASME側がleading society として開催された。ASMEで毎年開催されている“Summer Heat Transfer Conference”との同時期同場所開催であり、さらに“InterPACK’07”とも同時期同場所開催であった。会議名を“2007 ASME-JSME Thermal Engineering Conference and Summer Heat Transfer Conference /InterPACK’07”とした。発表件数は、AJTEC/SHTCが404件、InterPACK’07が287件であった。参加者総数はおよそ830名であった。詳細を「添付資料1」に記す。 2.上記の会議にJSME側より投稿された論文109件から、AJTEC07委員会のメンバーによって、興味ある論文16篇が選出された。これを日本機会学会の電子ジャーナル“Journal of Thermal Science and Technology (JTST)”にご投稿いただき、査読過程を経て、2008年2月(Vol.3, No.1)に特集号“Special Issue on the 2007 ASME-JSME Thermal Engineering Conference and Summer Heat Transfer Conference”として掲載した。熱工学部門としては電子ジャーナルに移行して初めての特集号となりました。その“Preface”を「添付資料2」に添付します。 3.日米合同熱工学会議について、次回以降、どのように開催するか、といった議論を重ねた。その結果、以下のように進めることとした。 (1) A-J、 K-J会議の今後の問題について検討することを前提に、次期の委員長として、菱田公一先生(慶応大学)に、部門長からお願いしていただき、受諾していただいた。 (2) 韓国側からもK-J会議の運営や内容について相談を受けているので、A-K-Jを中心に熱工学会議を再検討することとする。 ASME側の窓口となっているProf. Klausnerに、日本側の委員長として菱田先生から今後の運営方法や問題点についてお話いただくこととした。 以上(文責:花村) |