活動報告
2007年の本会創立110周年記念事業として,技術ロードマップを作成した.
部門に協力をよびかけ,これに参加した部門(現在18部門)を主に,2007年10月26日開催の創立110周年記念式典パネルシンポジウム,日本機械学会誌や同付録,年次大会でのワークショップ,2009年秋には,デンマーク・コペンハーゲンで開催されたCOP15の開催前の9月に,世界の技術者団体が集まり温暖化対策の今後の技術予測について,本会はこの活動をベースにして展望を公表した.また,2006年度,2007年度には経産省からこの活動に対して受託を受けている.
日本機械学会誌2016年5月号に技術ロードマップ特集記事を掲載した.
☆創立110周年記念式典(2007/10/26, 明治記念館)で発表した技術ロードマップ
☆Future Climate-Engineering Solutions (2009/09/3-4, Copenhagen) に発表した技術ロードマップ
☆会誌2016年5月号にて発表した技術ロードマップ「技術ロードマップから見る2030年の社会」
☆2nd JSME Seminar on Technology Roadmapping for Sustainability 開催報告
☆2022年度年次大会技術ロードマップ委員会特別企画ワークショップ 開催報告
☆2022年度第2回ビジョン2050ワークショップ 開催報告
年度 | 主な活動 | 活動主体,参加部門数 |
---|---|---|
2006 | ・2007年10月の創立110周年記念式典での公表のための「技術ロードマップ」作成の審議 ・経済産業省「機械分野のアカデミックロードマップ」受託 ・年次大会WS「技術ロードマップの現状と課題-JSME技術ロードマップの役割」06/09/20,熊本大学 |
・創立110周年記念事業委員会, 集会等小委員会 ・産官学連携センター, 技術ロードマップ委員会 (2006年10月設置) ・14部門 |
2007 | ・年次大会特別企画行事「イノベーションを牽引する機械技術-技術ロードマップから見る2025年の社会展望」 07/9/11, 関西大学 ・創立110周年記念パネルシンポジウム 07/10/26,明治記念館 ・日本機械学会誌10月号付録 JSME技術ロードマップ公表. 同誌2008年2月号と3月号に要約掲載 ・経済産業省「戦略ロードマップ」受託 |
・創立110周年記念事業委員会, 同集会等小委員会 ・産官学連携センター, 技術ロードマップ委員会 ・14部門 |
2008 | ・JSME技術ロードマップ 英訳版をHPへ登載 ・ASME Global Summit(08/04/17-18 Washington)で紹介 ・年次大会WS「イノベーションを牽引する機械技術-技術ロードマップから見る2025年の社会展望」(その2) 08/8/5, 横浜国大 ・Future Climate-Engineering Solutionsに白鳥会長,佐藤動力エネルギー部門長出席(08/09/18-19, Copenhagen) |
・産官学連携センター,技術ロードマップ委員会 ・15部門 |
2009 | ・Future Climate-Engineering Solutionsに有信会長,矢部委員長出席 (09/09/3-4, Copenhagen) ・年次大会WS「地球温暖化防止を目指した技術ロードマップ」 09/9/15,岩手大 |
・イノベーションセンター,技術ロードマップ委員会 ・18部門 |
2010 | ・年次大会WS「イノベーションを牽引する機械技術-技術ロードマップから見る2025年の社会展望-(その4)」 2010/9/7,名古屋工大 | ・イノベーションセンター,技術ロードマップ委員会 ・18部門 |
2011 | ・Future Climate 2-The Challenge Continues-に佐藤会長,矢部副会長,岸本副会長出席 (11/09/22-23, London) ・年次大会WS「技術ロードマップから見る2030年の社会-機械技術を結集した自動車・輸送技術の将来展望-」 2011/9/13,東工大 ・国家プロジェクト提案ワーキンググループ活動 |
・イノベーションセンター,技術ロードマップ委員会 ・18部門 |
2012 | ・年次大会WS「技術ロードマップから提案する新たな国家プロジェクト-学会活動の成果を社会へ還元する組織的提案機能の強化-」 2012/9/11,金沢大 |
・イノベーションセンター,技術ロードマップ委員会 ・18部門 |
2013 | ・年次大会WS「技術ロードマップから提案する新たな国家プロジェクト」 2013/9/10, 岡山大 |
・イノベーションセンター,技術ロードマップ委員会 ・18部門 |
2014 | ・年次大会WS「技術ロードマップから見る2030年の社会 -ロボットと自動車から見た機械工学全体の将来展望-」 2014/9/9, 東京電機大 ・自動運転ARM研究ワーキンググループ活動 ・第5期科学技術基本計画作成に向けての文部科学省科学技術・学術政策研究所からの依頼「将来社会を支える科学技術に関しての調査」に協力 |
・イノベーションセンター,技術ロードマップ委員会 ・18部門 |
2015 | ・年次大会WS「技術ロードマップから見る2030年の社会」 2015/9/15, 北海道大 ・日本機械学会誌2016年5月号に技術ロードマップ特集記事掲載原稿執筆 |
・イノベーションセンター,技術ロードマップ委員会 ・18部門 |
2016 | ・年次大会WS「技術ロードマップから見る2030年の社会」「SIP提案へのロードマップ活用事例と既存ロードマップの予測方向と実際の方向」 2016/9/13, 九州大 ・日本機械学会誌2016年5月号に技術ロードマップ特集記事掲載 ・部門としての技術ロードマップ(提案)+要素技術分野ごとの技術ロードマップ(現状)に加えて、機械工学全体としての技術ロードマップの作成の検討を開始 |
・イノベーションセンター,技術ロードマップ委員会 ・18部門 |
2017 | 1. 部門と連携した学会ロードマップの作成・維持・更新を行うとともに、機械工学全体としてのロードマップの作成を目的とした“将来社会を支える機械学会が作る技術ロードマップ:2050年の社会像を描いて”(2050RM)WG活動を開始した。 2. 年次大会でワークショップ「2050年の社会像から描く技術ロードマップ」を開催した。 3. 機械工学全体としての技術ロードマップの作成にあたって、2050年の社会像とこれに向けてのシナリオを描くための集中討議(合宿)を開催した。 |
・イノベーションセンター,技術ロードマップ委員会 ・18部門 |
2018 | 1.部門と連携した学会ロードマップの作成・維持・更新を行うとともに、機械工学全体としてのロードマップの作成を目的とした“将来社会を支える機械学会が作る技術ロードマップ:2050年の社会像を描いて”(2050RM)WG活動を本格化した。 2.年次大会でワークショップ「次世代のものづくりに向けたロードマップ活動」を開催した。 3.機械工学全体としての技術ロードマップの作成にあたって、2050年の社会像とこれに向けてのシナリオを描くためのワークショップ(合宿)を開催、今後の方向づけを行った。 ☆2018年度活動報告 |
・イノベーションセンター,技術ロードマップ委員会 ・18部門 |
2019 | 1. 部門と連携した学会ロードマップの作成・維持・更新を行うとともに、機械工学全体としてのロードマップの作成を目的とした“将来社会を支える機械学会が作る技術ロードマップ:2050年の社会像を描いて”(2050RM)の方向づけを行った。 2.年次大会でワークショップ「2050年の社会像とそれを支えるものづくり」を開催した。 3.機械工学全体としてのロードマップの作成にあたって、2050年の社会像を前提とした”ものづくり&ひとづくり”に関するワークショップ(合宿)を開催、今後の方向づけを行った。 ☆2nd JSME Seminar on Technology Roadmapping for Sustainability 開催報告 |
・技術ロードマップ委員会 ・20部門 |
2020 | 1.部門と連携した学会ロードマップの作成・維持・更新を行うとともに、機械工学全体としてのロードマップの作成を目的とした“将来社会を支える機械学会が作る技術ロードマップ:2050年の社会像を描いて”(2050RM)の方向づけを行った。 2.年次大会でワークショップ「ものづくりとひとづくりの視点から見た2050年のあるべき姿」を開催した。 3.機械工学全体としてのロードマップの作成にあたって、ロードマップ作成方法・事例に関するセミナ、2050年のものづくり&ひとづくりに関するセミナを(オンラインで)開催し、有益な意見をいただいた。 ☆2020年度活動報告 ☆2020年度第1回オンラインセミナー 開催報告 ☆2020年度第2回オンラインセミナー 資料 |
・技術ロードマップ委員会 ・22部門 |
2021 | 1.部門と連携した学会ロードマップの作成・維持・更新を行うとともに、機械工学全体としてのロードマップの作成を目的とした“将来社会を支える機械学会が作る技術ロードマップ:2050年の社会像を描いて”(2050RM)の検討を行った。 2.年次大会でワークショップ「持続可能な未来の実現のための技術ロードマップ」を開催した。 3.機械工学全体としてのロードマップとして、エネルギー&環境に着目、当該分野の種々の取組みに関するオンラインセミナを開催、有益な意見をいただいた。 |
・技術ロードマップ委員会 ・22部門 |