表彰式・特別講演表彰式・特別講演

日時: 6月6日(金) 14:45-15:15(表彰式)
15:15-17:15(特別講演)
場所: ビッグハット(イベントスペース)
参加資格: robomec08に参加される方は,どなたでもご参加いただけます(無料).

−講演インデックス−
●セイコーエプソンのものづくり・ひとづくり
  福島米春 氏(セイコーエプソン 生産技術開発本部 副本部長)
●ダビンチを操る
 渡邊 剛 氏(金沢大学医学部)

■特別講演1  15:15-16:15

セイコーエプソンのものづくり・ひとづくり
福島米春 氏
(セイコーエプソン 生産技術開発本部 副本部長)
●講演概要
ものづくりをルーツとするエプソンの根底に流れる企業文化は発足以来今後も変わることはない。 「お客様に感動と満足を提供し続ける」ことがものづくりの源流であり、それを絶え間なく続けてものづくりの本質を追求していくことが「見えざる資産の蓄積と伝承」=ひとづくりに他ならない。そこで若手技術者の育成に向け、卓越した技能を学び伝承していく場“ものづくり塾”と新たな発想と自力で製品を造りだす訓練の場“先端技術塾”を設け進めてきた。まだ途上ではあるが、先の技能五輪国際大会で金メダル獲得、や事業部の即戦力になるなどの成果が出始めている。当社の技術開発の現状と併せて製造・生産技術者の育成について紹介する。
●講演者略歴
1976年 山梨大学工学部電気工学科卒 旧且O協精機製作所 を経て
1982年 セイコ−エプソン鞄社 ロボットプロジェクト
2000年 同 FA機器部 部長
2007年 同 生産技術開発本部 副本部長
●研究領域
ロボット制御技術

特別講演2 16:15-17:15

ダビンチを操る
渡邊 剛 氏
(金沢大学医学部 教授)
●講演概要
da Vinci Surgical Systemは高解像度3次元モニター, 7自由度を有するロボット鉗子などにより深部での繊細な 縫合,結紮を容易にする.心臓外科領域においては低侵襲内視鏡下心臓手術を可能とし,欧米を中心に術式の開発 がなされてきた.現在国内においては金沢大学,東京医科大学,国立循環器病センター,九州大学の4施設がda Vi nciを有するが,金沢大学心肺・総合外科および東京医科大学心臓外科では協力して術式の開発を進め,これまでに 僧帽弁形成術,心拍動下冠動脈バイパス術,心房中隔欠損症閉鎖術においては国内初の完全内視鏡下手術を成功さ せている.
●講演者略歴
1977年 麻布学園高等学校卒業
1984年 金沢大学医学部医学科卒業
1989年 金沢大学大学院修了(医学博士)
1989年 金沢大学医学部附属病院第一外科 医員
1989年 横浜栄共済病院 胸部心臓血管外科
1989年 ドイツ・ハノーファー医科大学心臓血管外科(留学)
1992年 金沢大学医学部附属病院第一外科 医員
1992年 富山医科薬科大学医学部第一外科 助手
1995年 富山医科薬科大学医学部第一外科 講師
2000年 富山医科薬科大学医学部第一外科 助教授
2000年 金沢大学医学部外科学第一講座 教授
2003年 東京医科大学外科学第二講座 客員教授
2005年 東京医科大学心臓外科 教授(兼任)
●所属学会
日本外科学会,日本胸部外科学会,日本循環器学会, 日本冠動脈外科学会,
日本冠疾患学会,日本心臓血管外科学会,
North American Society of Pacing and Electrophysiology
●受賞
1988年 Young Investigator's Award 受賞
2000年 第12回とやま賞受賞(富山県人づくり財団) 受賞

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