ロボメカ部門推薦 フェロー受賞者紹介
第81期部門長 則次俊郎(岡山大学)
朝倉俊行(福井大学) 1939年10月10日生.1964年3月京都工芸繊維大学工芸学部卒業.同年4月京都工芸繊維大学生産機械工学科助手. 1982年福井大学工学部機械工学科講師. 1985年同助教授を経て,1991年同教授,さらに1999年知能システム工学科(新設)教授となり現在に至る. この間非線形サーボ系の解析と設計,確率制御理論の研究を経て,現在は知能ロボット,カオス制御,化学プラントの知能制御, 画像認識と処理等の理論および応用研究に従事.京都大学工学博士. 2001年本会ロボティクス・メカトロニクス部門貢献賞,日本機械学会評議員,計測自動制御学会評議員,理事(第41, 42期)等を歴任. |
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淺間 一(東京大学人工物工学研究センター) 1959年1月18日生.1984年3月東京大学大学院工学系研究科修士課程修了.1986年9月理化学研究所化学工学研究室研究員補. 同研究所研究員,副主任研究員を経て,2002年9月分散適応ロボティクス研究ユニットリーダー. 2002年11月東京大学人工物工学研究センター教授. 自律分散型ロボットシステムの研究や複数自律移動ロボットの協調技術,知的データキャリアとその応用技術の開発等に従事. 1995年日本機械学会ロボメック賞,2001年日本機械学会ロボメカ部門学術業績賞, 日本産業デザイン振興会2002年グッドデザイン賞(新領域デザイン部門)等受賞. IEEE,日本機械学会,日本ロボット学会,計測自動制御学会などの会員.工学博士(東京大学). |
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柿倉正義(東京電機大学) 1942年9月4日生.1965年東京電機大学工学部電子工学科卒業.同年通商産業省工業技術院電気試験所(現産業技術総合研究所)入所. 1980年情報制御研究室長.1988年自律システム研究室長.1974年-1975年英国エジンバラ大学人工知能学科客員研究員. 1990年東京電機大学工学部電子工学科教授,現在に至る. 知能ロボットシステム,特にロボットセンサシステム,経路計画システム,群ロボットシステム,ホームロボットなどに興味を持つ. 1986年,1992年計測自動制御学会論文賞受賞.工学博士(東京工業大学). 日本ロボット学会,計測自動制御学会,電気学会,日本機械学会等の会員(計測自動制御学会フェロー,日本ロボット学会フェロー). |
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柿崎髟v(NTTアイティ(株)) 1953年9月23日生.1979年東北大学大学院工学研究科博士課程前期修了,同年日本電信電話公社入社,その後,武蔵野電気通信研究所, NTTヒューマンインタフェース研究所,同サイバーソリューション研究所企画部長などを経て, 2002年NTTアイティ(株)取締役・事業部長となり現在に至る.1987-88年マサチューセッツ工科大学客員研究員. この間,大容量高速磁気ディスク装置の実用化,弾性を考慮した機構モデリング法の研究, 高速視覚センサ付き経路追従ロボットシステムの実用化, ウェアラブルコンピュータを応用したフィールドマルチメディアやリモートメンテナンスの研究開発, さらにブロードバンドインターネットを活用した新規ビジネス開発などに従事. 1996年 第2回ロボティクス・シンポジア論文賞受賞,1997年 日本電信電話株式会社社長表彰受賞, 1997年第3回ロボティクス・シンポジア論文賞受賞.博士(工学). 現在 FAオープン化推進協議会 専門委員長,東京農工大学,秋田大学非常勤講師など. 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門総務委員長,日本機械学会東京ブロック商議員,日本ロボット学会理事などを歴任. |
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小菅一弘(東北大学) 1978年東京工業大学工学部制御工学科卒業.1980年東京工業大学大学院理工学研究科制御工学専攻修士課程終了. 同年日本電装株式会社(現株式会社デンソー)入社.1982年東京工業大学工学部制御工学科助手. 1990年名古屋大学工学部助教授,1995年東北大学工学部教授,1997年より東北大学大学院工学研究科教授(大学院重点化による配置換), 現在に至る.IEEE Robotics & Automation SocietyのVice President (1998-2001),日本ロボット学会理事(1993-1994, 2001-2002), 計測自動制御学会理事(2001-2002)などを務め,現在IEEE Robotics and Automation SocietyのAdComメンバー, Advanced RoboticsのEditor in Chiefなどに従事.1979年計測自動制御学会学術奨励賞,1998年日本機械学会ロボメカ部門学術業績賞, 2002年日本機械学会賞(論文),2004年財団法人ファナックFAロボット財団論文賞等受賞.IEEE,日本機械学会,日本ロボット学会, 計測自動制御学会などの会員.主な研究分野は,ロボット工学,RTシステム,および,それらの実世界への応用に興味がある. |
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下山 勲(東京大学) 1955年1月6日生.1977年東京大学工学部機械工学科卒業.1982年東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻博士課程修了.工学博士. 1982年東京大学工学部講師,1983年同大学助教授,1998年同大学教授,現在に至る. この間,1986年〜1987年米国カーネギーメロン大学客員助教授.歩行ロボット,MEMS/マイクロマシン, マイクロシステムの生体情報計測への応用などの研究に従事.1989年日本ロボット学会論文賞, 1998年日本機械学会ロボメカ部門Robomec賞,2002年日本機械学会ロボメカ部門学術業績賞などを受賞. 日本機械学会,計測自動制御学会,日本ロボット学会などの会員. 共著書に「岩波講座マイクロエレクトロニクス〈11〉メカトロニクス」. |
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杉本 旭(北九州市立大学) 1945年6月26日生.1972年早稲田大学大学院機械工学科修士課程終了,同年労働省産業安全研究所勤務. 同研究所機械システム安全研究部主任研究官を経て,2001年より北九州市立大学国際環境工学部教授,工学博士. 危険有害作業の安全確保手段としてのロボット技術,及びロボット自体の安全対策の両面から, 安全に関わるロボットの研究を行うと共に,安全・環境に関する認証学の体系化に取り組んでいる. また,最近では,体重軽減の状態で安全なリハビリが出来る福祉機器を開発している. 日本機械学会,計測自動制御学会,電気学会,日本信頼性学会,日本ロボット学会などの会員.NPO安全工学研究所理事長を務める. 日本機械学会理事,日本学術会議安全工学委員,日本ロボット学会副会長などを歴任. |
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長谷川 勉(九州大学) 1950年2月18日生.1973年東京工業大学工学部電子物理工学科卒業.同年通商産業省電子技術総合研究所入所. 1992年九州大学工学部情報工学科教授,1996年同大学院システム情報科学研究科教授,現在に至る. この間,1981年−1982年フランス国立自動化技術・システム解析研究所(LAAS/CNRS)客員研究員. 知能ロボット,遠隔作業システム,多関節多指ロボットハンドなどの研究に従事. 電気学会論文賞(1988),計測自動制御学会論文賞(1988, 1992),日本ロボット学会論文賞(1993), IEEE SMC Franklin V. Taylor Award(1998)など受賞. 日本ロボット学会理事(2000, 2001),同会誌編集委員長(2001),日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門技術委員長(1992)等歴任. |
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樋口俊郎(東京大学) 1950年2月26日生.1977年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了.同年東京大学生産技術研究所講師.1978年同助教授. 1991年東京大学工学部教授.1995年東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻教授となり現在に至る. この間,1991年から5年間(財)神奈川科学技術アカデミー樋口「極限メカトロニクス」プロジェクトリーダ. 2002年から潟iノコントロール取締役.メカトロニクスに関する広汎な研究に従事. 1985年工作機械技術振興賞(論文賞),1989年及び1990年精密工学会賞,1991年日本ロボット学会技術賞,1998年日本MH協会下地賞, 1999年日本ロボット学会論文賞,1999年IEEE,IES最優秀論文賞,2000年IEEE, IAS論文賞,2001年砥粒加工学会論文賞,2001年IEEE, VR2001最優秀論文賞,2002年日本機械学会機素潤滑設計部門功労賞を受賞. |
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松日楽信人((株)東芝) 1956年9月9日生.1982年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了(機械物理工学専攻).同年(株)東芝入社. 1995年〜1997 年日本原子力研究所に出向,国際熱核融合実験炉工学設計活動(ITER EDA)に参加. 1998年より湘南工科大学非常勤講師,2003年12月より東京工業大学21世紀COE客員教授. この間,原子力,宇宙,医療,家庭用など各種ロボットの研究開発に従事. 現在,研究開発センター ヒューマンセントリックラボラトリー研究主幹,工学博士. 1995年日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門ROBOMEC賞受賞. 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門広報委員長,日本ロボット学会理事等を歴任. 共著書に「わかりやすいロボットシステム入門」(オーム社). |
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Last Update : 2004/05/13
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