ICAM’04−大雪を眺望して開催−
ICAM’04実行委員長 古川正志(旭川工業高等専門学校)


 旭川は北海道の屋根,雄大な大雪山から流れ出る石狩川を中心とした3つの川が合流する盆地に広がる人口36万人の東京以北で4番目の人口を持つ中堅都市です. 中心部の道路は京都と同じような命名であり,嵐山など京都から模したと考えられる場所も存在します. 事実,明治初期には市名を北京と名付ける構想もあり,そのために御料地と呼ばれる所もあります. ICAM’04が開催される頃は紅葉の季節であり, 樫・くぬぎ・つつじ・白樺・ななかまど・プラタナス等が鮮やかに色付きます. 周辺には層雲峡温泉・天人峡温泉・旭岳温泉等が湧き,また大雪の伏流水は美酒の源ともなっています.

 ICAM’04はこれまでに4年毎に開催されてきたR&M部門が主催となる国際学会ですが, このような雄大な自然に囲まれた旭川で5年ぶりに開催されます. 会場となるホテルは東側に厳粛な大雪連峰,西側に石狩川の悠々たる流れを眺望できる市内の中心街にあり, 活発な議論や国際間の友好・連帯を深めるのに好適な場所と思われます. 今回は優秀講演がJ. of R&Mに推薦されることにもなっています. また,After Fiveも北海道ならではの魚介類・農畜産物を満喫することができます (実は,旭川市は留萌・稚内・網走等の新鮮な魚介類の集散地なのです).
 交通の便も東京から約1時間半のフライト便が夏期には8便あり,日帰りが可能です. 札幌からは電車で1時間20分の距離です.更に,大阪・名古屋からも直通便があります. 是非とも,北緯42度,最低気温-41度の日本記録をもつ旭川で熱い議論を交わすべくふるって御参加下さることをお待ちしています.

開催日 2004年10月3日(日)〜5日(火)
会場 旭川グランドホテル(旭川市6条通り9丁目右1号)
詳細は,以下のホームページを御覧下さい.
http://icam04.asahikawa-nct.ac.jp


文中嵐山よりの市内と大雪連峰(市商工部提供)



石狩川と市のシンボル朝日橋(市商工部提供)



市内のラベンダー(市商工部提供)





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Last Update :  2004/05/13

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