No.19-372 講習会 【生産管理の最新技術を学ぶ(生産計画編)】
開催日時
2019年12月2日(月)10:20~17:00
開催場所
名城大学 ドーム前キャンパス 西館DW207室
〒461-8534 名古屋市東区矢田南 4-102-9
https://www.meijo-u.ac.jp/about/campus/dome.html
主 催
日本機械学会 生産システム部門
協 賛(予定)
スケジューリング学会、経営情報学会、計測自動制御学会、システム制御情報学会、 日本経営工学会、日本生産管理学会、型技術協会、日本金型工業会、日本設備管理学会、精密工学会、 日本オペレーションズ・リサーチ学会、人工知能学会電子情報通信学会、日本能率協会、 ものづくりAPS推進機構、技術データ管理支援協会、日本鉄鋼協会、中部産業連盟、 名古屋産業科学研究所・中部TLO、名古屋商工会議所
趣 旨
生産管理は、あらためて指摘するまでもなくものづくりを支える重要な役割りを担っています。 生産システム部門では、IoT (Internet of Things:もののインターネット)とデジタル・ツインという世の中の動向に合せた生産管理の最新技術や、 現場で取り組まれている最新の工夫を知ってもらうため講習会を企画しました。第一弾は、生産計画編です。 生産現場の機械をいつ、どのように活用するか、適切な管理を行うことができれば、効率の良いものづくりや仕掛り在庫の削減など、多くのことが期待できます。 今回は、AI(Artificial Intelligence:人工知能)を含む情報処理を活用した生産計画の支援技術や、企業の現場での環境整備の取り組みを、この分野を代表する講師の方々にご紹介いただきます。
生産体制の見直しや改善、新たな管理システムの導入など、生産管理の業務に携わる方はもちろん、そうでない方も、多くの皆様の聴講をお待ちしております。
講演者(講演順)
司 会:名城大学 成田 浩久 氏,埼玉大学 金子 順一 氏
1) 10:20~11:10 | 生産スケジューラ(APS)の機能と最新動向
アスプローバ株式会社 シニアコンサルタント 要旨:生産スケジューラ(APS)の機能をAsprova APSをベースに紹介しその適用業種、導入目的や運用上の課題などを説明いたします。またAI/IOT時代のAPSとして、高度な最適化スケジューリングへのAsprovaの取り組みをご紹介します。 |
2) 11:10~12:00 | 仮想工場最適化による変種変量生産現場の高度化
株式会社富士通研究所 デジタルアニーラ・ユニット 要旨:工場の状況が刻々と変わるなか、分岐・合流が多い変種変量生産ラインの生産指示を最適に決めるのはベテラン作業者であっても難しい。本講演では仮想工場最適化エンジンOPTEMILISにより生産現場を仮想化し、少し先の状況を予測して、いま求められている作業順序や設備割り付けを最適化し、生産性やコストなどの複数の指標を効率的に改善する取り組みについてご紹介します。 |
12:00~13:10 | 昼休み |
3) 13:10~14:00 | デジタル・ツインによる製造領域の革新
シーメンス株式会社 PLM事業部 ポートフォリオ開発本部/デジタル・エンタープライズ・リアライゼーション シニア営業マネージャー 要旨:シーメンスでは昨今のモノづくりにおいて、デジタル・ツインへの取り組みを訴求しております。デジタル・ツインの適合領域は多岐に渡り、モノづくりの全ての過程で利用可能です。このデジタル・ツインを製造領域に適用することで、ユーザーはバーチャルな環境で得られた結果をそのままリアルな環境につなげる事ができます。本セッションではデジタル・ツインで得られる効果をご紹介するとともに、シーメンスが考える将来のモノづくりについてご案内します。 |
4) 14:00~14:50 | CAD/CAMメーカーが提案する「AIQ(アイク)」でIoTの第一歩を!~ IoT活用で金型・部品製造の管理をスマート化する~
株式会社C&Gシステムズ 東日本営業部 東京支店 技術グループ 要旨:IoT、スマートファクトリーの第一歩として金型、部品製造の工程を管理し設備の稼働率の向上に寄与する CAD/CAMメーカー独自の工程管理ソリューション、「AIQ(アイク)」をご紹介します。 |
14:50~15:00 | 休 憩 |
5) 15:00~15:50 | 人のカン・コツを反映した生産管理システムの構築
株式会社チゥキヨー 生産管理グループ グループマネージャー 要旨:顧客の要求は品質・納期・価格と年々厳しくなっています。しかし、金型の生産は多品種少量生産であり、熟練者のカン・コツを頼りとし生産計画を立てる事が非常に困難な業態となっております。 弊社はその中でも顧客に信頼していただける生産ラインを目指し「一個流し生産ライン」を構築してきました。今回は人のカン・コツを反映した、生産管理システムについてご紹介します。 |
6) 15:50~16:40 | 「マツダのモノ造り」 ~計画順序生産への挑戦とフレキシブル生産の実現~
マツダ株式会社 本社工場 第1車両製造部 第2塗装課 マネージャー 要旨:自動車業界ではスモールプレーヤーである弊社のモノ造りの挑戦、価値編成とJust on Timeを柱とする“計画順序生産”の実現に向けての取り組みとクルマ造りの挑戦である“モノ造り革新”の概要についてご紹介します。 |
7) 16:40~17:00 | 名刺交換交流会 ・ 質疑応答 |
参加費
いずれもテキスト1冊を含む(テキストのみの販売はいたしません)
会員・協賛団体会員 10,000 円、学生員 3,000 円、会員外 20,000 円、一般学生 5,000 円
定 員
50名
申込締切
11月21日(木)
※申込締切日後のキャンセルはできません。参加費をお支払いいただきます。
申込先
申込者1名につき、下記サイトからお申込み下さい。
https://www2.jsme.or.jp/fw/index.php?action=kousyu_index&gyojino=19-372
※学生員から正員資格へ移行された方は,卒業後3 年間,本会講習会へは学生員価格で参加可能です。
申込先フォームの会員資格は「正員(学生員から正員への継続特典対象者)」を選択し,通信欄に卒業年と卒業された学校名をご入力ください。
※協賛団体会員の方は会員(正員あるいは学生員)価格が適用されます。
※開催日の10日前までに聴講料が着金するようにお申し込み下さい。
※本会所定の領収書がご入用の場合には,
https://www.jsme.or.jp/member/question/ をご参照の上,別途お申し込み下さい。
問合せ先
〒160-0016 東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館5階
一般社団法人日本機械学会 生産システム部門(担当職員 熊谷理香)
電話(03)5360-3503/FAX(03)5360-3508
E-mail:kumagai _at_jsme.or.jp(”_at_”は”@”に差し替えてください)