No.25-6 生産システム部門研究発表講演会2025【コロケーション講演会】
企画
(日本機械学会分野連携企画)
主催:日本機械学会生産システム部門 共催:山口大学工学部
(IIP2025情報・知能・精密機器部門講演会と同時開催)
開催日
2025年 3 月 3 日(月),4 日(火)
会場
山口大学工学部 常盤キャンパス(Zoom配信によるハイブリッド開催)
■プログラム・タイムテーブル(2/20更新)
■特別講演・IIPとの合同企画
■懇親会(2/18締切)※締め切りました
■参加登録(2/25締切)
■講演申込(12/15 12/27締切)※締め切りました
■原稿投稿(1/31締切)※締め切りました
趣旨
本講演会では,製造プロセスからサプライチェーン,ネットワークコラボレーション,ライフサイクル等の生産システムに関する話題を中心に,研究活動および生産システム関連技術の発表・討論・情報交換の場として研究発表講演会を開催いたします.多くの皆様のご発表およびご参加をお待ちしています.
部門を超えた広い視点での議論を促進するため,本講演会は 情報・知能・精密機器部門講演会2025(IIP2025)と同時開催いたします.
本講演会が,生産システムに関わる研究者・技術者の最大の交流・情報交換の場となるよう,多くの方々の参加を期待します.
プログラム・タイムテーブル
MSD2025・IIP2025・合同企画
企画協力:山口大学工学部
特別講演
日 時:2025 年 3 月 3 日(月)14:30〜15:30
講 師:大阪大学接合科学研究所 特任教授 浅井 知 氏
講演題目:「DX化に向けた溶接品質のインプロセスモニタリング」
溶接作業のDX化向けたキーテクノロジーであるインプロセスモニタリング技術の現状と今後の展開について紹介する.自律的な溶接施工を実現する上で外乱に対応した溶接品質のリアルタイムのモニタリングが必要である.溶接中の品質情報のモニタリング技術として重要な溶融池画像センシングやビード形状計測,さらに溶接中に直接内部情報を計測できるレーザ超音波法について,その適用例や今後の技術課題について説明する.そして,溶接の物理現象をベースとした数値シミュレーション技術とモニタリング情報との融合によるデジタルツインの実現と完全自律型溶接ロボットシステムや溶接技能者支援システム構築への展開について述べる.
合同ワークショップ
日 時:2025 年 3 月 3 日(月)15:45〜16:45
講 演 ①(15:45〜16:15)
講 師:桑名 健太 氏(東京電機大学工学部先端機械工学科)
講演題目:「医看工連携による医療機器開発 ~シーズ提供者に必要な視点~」
工学研究者が医療分野で自身のシーズを社会実装するにあたっては、多くのハードルがあると感じている。たとえば、実際の現場で使われるためには、使用できる形に機器をまとめ上げる必要があったり、その機器が目的の機能を果たすだけでなく、臨床現場の運用に整合して活用できなければいけなかったり、自身のシーズを磨き上げる取り組みとは方向性の異なる部分で行うべきことが多い。これらのハードルを乗り越えるためには、シーズ提供者と臨床現場が連携するだけでは不十分で、社会実装実現に必要なことを推進できる参加者を巻き込んで行く必要があると考える。本講演では、これまでの演者の医看工連携研究や連携推進の取り組みを紹介し、シーズを社会実装するために必要なことについて議論する。
講演②(16:15〜16:45)
講 師: 松浦 圭記 氏(オムロン株式会社 技術・知財本部アドバンストテクノロジーセンタ アドバンストテクノロジー開発部)
講演題目:「低ストレスなバイタルセンシングへの取組み」
医療や健康管理などの様々な分野で、関連サービスの普及に伴い、バイタルセンシング技術の必要性が高まっている。ミリ波レーダは、非接触で被験者にストレスを与えることなくバイタルサインを検出し、画像センサにはないプライバシーを保護しながら計測できる点で注目されている。我々はミリ波レーダを用いて複数人の呼吸数を同時に計測する技術を開発した。ミリ波レーダで複数人を同時計測する際、被験者間の距離が近い場合にはレーダ信号が干渉し合い、正確な計測が難しくなる。開発した技術では、呼吸数の時間トレンドマップを生成し、時系列クラスタリングを行うことで、複数人の呼吸数を高精度に検出できる。この成果を報告する。
オーガナイズドセッション
- OS1.生産・物流システムのモデリング・シミュレーションと見える化
- OS2.生産管理・スケジューリングおよびサプライチェーン
- OS3.設計・生産プロセスの情報化(CAD, CAM, CNCなど)
- OS4.生産システムにおける設計・運用・評価および国際展開
- OS5.アディティブ・マニュファクチャリングの生産システム
- OS6.企業の開発事例(講演原稿不要)
- OS7.MSD/IIP合同セッション:スマートマニュファクチャリング/スマートIoTシステムと非破壊センシング(日本非破壊検査協会連携セッション)
講演時間
口頭発表:20分(発表時間15分,質疑5分)
※OS7(MSD・IIP合同OS)での発表のみ 口頭発表:15分(発表時間10分,質疑5分)
注意事項
- 講演会の静止画/動画撮影,録音は法律で禁止されています.
- 当日発表の音声,スライドの著作権は発表者に帰属します.
懇親会
開催日時:2025 年 3 月 3 日(月)17:45〜19:45 ※開始時刻が若干変動する可能性があります
会場:山口大学工学部 福利厚生棟 2F学生食堂
会費:5,000円(税込)
参加申込・入金締切:2025 年 2 月 18 日(火)※ 事前申込のみ
参加登録
参加登録申込はこちらから(外部サイトPayvent)
参加登録・入金締切:2025 年 2 月 25 日(火)
参加登録費
正員:10,000 円(不課税),会員外:15,000 円(税込)
学生員:5,000 円(不課税),一般学生:8,000 円(税込)
- いずれも本研究発表講演会およびIIP2025の予稿集(ダウンロード版のみ)を含みます.
- 協賛団体員の参加登録料は会員料金と同額といたします.なお,協賛団体員の参加登録料税区分は以下の通りです.
【協賛団体一般会員:10,000 円(税込),協賛団体学生員:5,000 円(税込)】 - 協賛団体会員の方は「協賛団体一般」「協賛団体学生員」のいずれかを選択し、申込先フォームの会員番号欄に所属団体の会員番号を、通信欄には協賛団体名をご記入ください。
- 特別員の資格(会員扱い)で行事に参加される場合、参加登録費は正員(不課税)の価格となります。申込先フォームのチケット種別は「特別員」を選択し、「会員番号」欄に11桁の行事参加料割引コード(xxxxxxx-xxxx)をご記入ください。
- 「特別員行事参加無料券」を利用される場合、参加登録費は無料となります。予め特別員行事参加無料券の原本をご用意の上、チケット種別は「特別員 行事参加無料券」を選択してお申込みください。申込完了後、行事参加無料券(原本)を担当職員までご郵送ください。
郵送先:〒162-0814 東京都新宿区新小川町4-1 KDX飯田橋スクエア2階 日本機械学会 森本宛 - 講演料は参加登録料に含まれますが,一人で2件以上の講演をする場合は,2件目以降の講演に対し1件につき3,000円(税込)の追加登録料をお支払いいただきます.
- 請求書の発行は対応できかねます.
- Payventでのお申込・お支払いの流れは以下のURLをご確認ください.領収書につきましても本システムよりご出力いただけます.
https://urbs.tayori.com/q/payvent-hub/detail/517246/ - 領収書の修正を希望される場合,以下のサイトの「お支払い等ー財務グループ編」→「領収書の修正(再発行)を希望します」をご参照ください.
https://www.jsme.or.jp/member/question/#reciept_md - 原則お支払い完了後はキャンセルのお申し出があってもご返金できませんので何卒ご了承ください.特に懇親会は,期間内は後から追加お申し込みもできますので,スケジュールをよく見てお申し込みください.
- 現地受付で現金でのお受付はいたしませんのでご了承ください.
部門表彰式
開催日時:2025 年 3 月 3 日(月)
講演申込方法
講演申込締切日: 2024 年 12 月 15 日(日) 27日(金)※締め切りました
https://www.sasj2.net/MAS/jsmemsd/
上記講演申込サイトにアクセスし,お申し込みください.
講演申込および講演論文の提出はすべて,上記申込サイトを通して行っていただきます.
講演者資格
講演者は日本機械学会個人会員(正員,学生員),または,相互性が確認できる協賛団体の会員に限られます.講演者は参加登録料をお支払いいただきます.(相互性の有無については下記問合せ先まで)
講演原稿
講演原稿締切日: 2025 年 1 月 17 日(金) 31日(金)
部門講演会執筆ガイドをご覧ください.
講演原稿は一段組みで1~6ページで執筆してください.ただしページ数によって取り扱いが異なりますのでご注意ください.
- [1ページ原稿]
- 著作権は著者本人に帰属(日本機械学会への譲渡なし)
- 予稿集*のみに掲載し,講演論文集**およびJ-Stageへの掲載なし
- 賞審査対象外
- [2-6ページ原稿]
- 予稿集*に掲載.希望者のみ講演会終了後,講演論文集**およびJ-stageへ掲載
- 日本機械学会若手講演フェロー賞および生産システム部門優秀講演論文表彰の審査対象(講演論文集およびJ-stageへの掲載を希望しない場合も賞審査対象となります)
*予稿集:提出された全論文原稿(1~6頁)で構成.参加登録された方にのみ配布.一般販売なし.
[予稿集公開予定日]:2025 年 2 月 28 日 (金)
**講演論文集:講演会終了後,掲載を希望しない原稿,発表中止および1ページの論文原稿を除いて発行し,一般販売を行う.著作権は日本機械学会に帰属.発行後は以下よりご購入いただけるようになります. https://www.jsme.or.jp/publication/event-pub/
※OS6(企業の開発事例)にお申込の方は原稿提出不要です.
※OS7(MSP・IIP合同OS)での講演発表は,原稿のページ数を問わず,MSD・IIP部門連携表彰の審査対象となります.
講演論文集
発行後,以下よりご購入いただけます.
https://www.jsme.or.jp/publication/event-pub/
論文集価格:会員 5,000円(税込),会員外 7,500円(税込)
協賛(予定,順不同)
精密工学会,スケジューリング学会,システム制御情報学会,日本ロボット学会,日本工作機械工業会,日本オペレーションズ・リサーチ学会,日本設計工学会,砥粒加工学会,製造科学技術センター,人工知能学会,化学工学会,計測自動制御学会,日本品質管理学会,自動車技術会,プロジェクトマネジメント学会,日本経営工学会,経営情報学会,日本生産管理学会,日本設備管理学会,FAオープン推進協議会,日本能率協会,インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI),ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会(RRI),電子情報通信学会,日本非破壊検査協会
MSD2025実行委員長
近畿大学 阪口 龍彦
問合せ先
生産システム部門研究発表講演会2025 事務局
E-mail:msd2025(at)jsme.or.jp *(at)を@に変換してください.