「未来のエンジニア集まれ!」
     8月7日は機械の日

第14期関東支部・支部長 横浜国立大学 宇 高 義 郎
第14期関東支部長挨拶 
宇高 義郎 支部長

 3月の支部総会にて第14期の支部長を仰せつかりました。1年間の活発な活動を行うよう頑張りたいと思います。関東支部会員の皆様のご協力をお願いする次第です。

 関東支部は会員数1万6千の大組織であり、支部活動に関わる多くの会員がいらっしゃいます。しかし、逆に支部活動があまり身近でないと感じている方も多いのではないかと推測します。一部の方々には「釈迦に説法」となってしまうきらいもありますが、はじめに最近の支部活動を簡単に紹介することにいたします。関東支部では各都県単位のブロック制が採用されており、支部企画行事とブロック毎に多くのイベント、講演会、見学会、交流会などが実施されています。その総数は年間約60件に及んでおります。支部役員およびブロック長を中心に、表彰、会員増強活動、学生会の支援の他、学会本部からの依頼事項への対応などの支部運営がなされています。

 第11期支部長の鈴木浩平先生が本誌に記されたように、関東支部は「部門等が企画する特定の専門技術・・・とは異なる、地道ではあるが地域の要請に根ざした草の根的な「産学地」の交流活動が・・・展開される」との認識にあります。学生時代から機械学会に親しみ、継続して会員を続ける方々を増やすための活動を進めてゆくことが特に学会の基盤として重要と考えます。実際には機械学会の存在を知らない学部学生も多く、また大学院生でもよく知らないという人が多いのではないかと推測します。教員としては、まず自分のところの学生に積極的に機械学会の情報を伝え、組織的に毎年一度は継続して実施することが意義あるものと考えます。ともあれ、何がどのように効果があるのかというような議論については継続的に検討しながらも、とにかく実際に動いてみることが重要であります。そこで教員の皆様方へのお願いです。学会パンフレットと入会申込書は学会事務から簡単に入手することができますので、それらを学生へ配布し、入会の勧誘活動を進めていただければ幸いです。

 本年度強調したいことは、昨年に機械の日が制定され、関連イベントが今後の関東支部活動の重要事項として位置づけられることです。本年度は標題の標語のもと、久保田前支部長を中心に企画されている諸活動をこの夏休みに実施します。支部では国立科学博物館で「おもしろメカニカルワールド」と東芝科学館で「女子中高生のためのサマースクール」を、ブロックでは、東京:「小中学生のための夏休み子供メカ教室」、神奈川:「小中学生工作教室」、埼玉:「科学者の卵コンテスト」、千葉:「学生向け企業見学会」、茨城:「ものづくり体験・理科工作教室」、栃木:「親子で体験・自然エネルギー」、群馬:「ロボットと遊ぼう」、山梨:「ロボットを組み立てパソコンで操縦しよう」等です。これらの情報は学会のHP等を通じて公開いたします。子供連れ、あるいは知人に声をかけるなどして、多くの会員の皆様に参加していただきたいと願っております。

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