LastUpdate 2010.8.10
2010年度機械の記念行事報告

2010年度機械の日実行委員会

2010年8月7日(土)トヨタテクノミュージアム産業技術記念館にて本年度機械の日記念行事が開催されました。
当日は約150名の参加者があり、記念講演、作文コンテスト表彰ならびに機械遺産認定表彰が行われました。

会長、実行委員長挨拶

 松本洋一郎 会長

 岩渕 明 実行委員長


記念講演
ジェイテクト顧問坪井珍彦氏による本年度機械遺産とも関係のある廻り舞台の機構などを模型を交えての講演。トヨタテクノミュージアム専務理事加藤武彦氏による産業技術記念館についての講演。JAXA中村正人氏からは、今話題となっている金星探査機「あかつき」の技術について紹介を講演いただきました。技術の過去から未来までを見る大変有意義な記念講演となりました。

坪井氏

加藤氏

「産業遺産・機械遺産の保存と活用」
坪井珍彦氏
(株式会社ジェイテクト顧問)

 「トヨタテクノミュージアム産業技術記念館の活動」−産業遺産を活用した産業観光− 
加藤武彦氏(産業技術記念館専務理事)」

あかつき−惑星探査を支える技術−」
 中村正人氏
(宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所・教授/金星探査機「あかつき」プロジェクトマネージャ)


作文コンテスト優秀表彰・作文朗読
優秀表彰のお二人が出席され、榎田有玖君は『のってみたいのりもの』、藤原由衣さんは『星のふる電車』を朗読されました。二人の朗読に会場全体が和みました。作文コンテストや機械の日関連の事業から未来のエンジニアが育つことを期待しております。作品集はこちら⇒作品集

榎田

 榎田有玖君

 藤原由衣さん


2010年機械遺産 選定主旨・経緯説明 

機械遺産委員会 緒方正則 委員長



機械遺産 代表者挨拶
新たな機械機械遺産が6件認定されました。認定後、お二人の方に代表のご挨拶をいただきました。
「旧金毘羅大芝居(金丸座)の廻り舞台と旋回機構」の認定を受けた琴平町の小野正人町長は機械遺産となった廻り舞台を青年部の頃、実際の歌舞伎公演において動かしていたとの体験を話されました。「高砂荏原式ターボ冷凍機」の認定を受けた高砂熱工業大内厚社長はターボ冷凍機が当時苦心の末に開発され、今は実機を目の前に先代から受けついたその経験を伝え、若い技術者の教育に活かされているとのお話がご挨拶とともにご紹介がされました。

小野

大内

琴平町 小野正人 町長

高砂熱学工業株式会社  
大内 厚 代表取締役社長

2010年機械遺産はこちらより http://www.jsme.or.jp/kikaiisan/data/note.html

懇親会より                 

田端氏

石田氏

 田端 祥久 氏
(中部経済産業局総務企画部長)

 石田幸男 氏
(本会東海支部支部長)


 


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