「匠のワザ」でトラブル完全対策法を学ぶ
第3回 匠のワザ(2)はインタラクション ギャップ
はじめに
前回の第2回目は、匠のワザ(1)として、トラブル原因の98%が潜在している「トラブル三兄弟」を解説した。
隣国の技術者は、この98%を開発プロセスの中でどのように生かそうかと質問してくる。一方、日本人技術者は残2%のところを質問してくるのだが、その前に質問はほぼ皆無であることが悲しい。
筆者は大手新聞社にてセミナー講師も勤めるが、対面セミナーでは質問皆無、オンラインでは受講者全員がカメラオフの「墓石授業」である。こんなに辛い職業があるだろうか?家庭料理で全く反応がない家族、その主婦の気持ちに置き換えてほしい。要するに、本連載を読んだだけでは、何も反応がない。技術の職人を目指すなら、是非、修行を積んでほしい。
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