特集 機械と情報通信の双方から考えるサイバーフィジカル融合社会[電子情報通信学会 合同企画]
特集に寄せて
はじめに
本特集は2022年9月に富山大学五福キャンパスで開催された2022年度日本機械学会年次大会において、本会と電子情報通信学会との共同企画として開催された先端技術フォーラム「機械と情報通信の融合によるCPS(Cyber-Physical System)の展開」、および2023年9月に東京都立大学南大沢キャンパスで開催された2023年度日本機械学会年次大会の先端技術フォーラム「都市の未来(スマートシティ、都市OS、ロボティクス、Beyond 5G)」における講演内容を基に、各講演者に新たにご寄稿いただいた内容をまとめたものである。
2022年の年次大会では、CPSの基本的な考え方やすでに実用化されている技術、今後期待される分野の動向や私たちの暮らしがどのように変わるのかなどについて、幅広い観点からCPSに関する最新の話題をご提供いただいた。
表紙:経年変化してグラデーションに紙焼けをした古紙を材料にコラージュ作品を生み出す作家「余地|yoti」。
古い科学雑誌を素材にして、特集名に着想を受け、つくりおろしています。
デザイン SKG(株)
表紙絵 佐藤 洋美(余地|yoti)