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2024/8 Vol.127

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特集 2024年度年次大会

環境・エネルギー教育

佐々木 直栄(日本大学)

J201 9/10 口頭発表 13:00-14:30

背景と目的

「環境・エネルギー教育」は、本年度(2024年度)から新規に立ち上げたジョイントセッションである。技術と社会部門の環境・エネルギー教育委員会から環境工学部門に設立提案して、快く同意が得られて実現した経緯がある。環境工学部門の関係者に心から感謝申し上げたい。

技術と社会部門の環境・エネルギー教育委員会は、エネルギーの有効活用に関する斬新なアイデアを募集する目的で、2008年から毎年開催されている新☆エネルギーコンテスト(1)~(4)の企画・運営を担ってきたが、2024年度からは、本ジョイントセッションの企画・運営がその役割に加わったことになる。

環境工学部門との連携活動は、技術と社会部門から提案して2020年度(2021年度開催分)に採択された本会分野連携企画No.12「第14回新☆エネルギーコンテスト」から始まった。4年連続で(2024年度開催分まで)継続的に採択されている(5)~(7)

本セッションでは、新☆エネルギーコンテスト開催当初から掲げてきた「エネルギー問題や環境問題を解決するためには、研究者や技術者以外の一般の人々にも“エネルギー”という概念を身に付けてもらわなければならない」という信念を引き継いで、環境工学やエネルギー工学をはじめとする広い専門領域の方々から講演発表を募ることを第一の目的とする(図1)

さらに、新☆エネルギーコンテストの開催報告(8)~(9)の場として活用させていただいている市民フォーラムにおける本セッション優秀講演の一般公開も視野に入れて企画・運営に取り組んでいく。

図1 本セッション講演論文キーワードのイメージ


参考文献

(1) 新エネルギーコンテスト,日本機械学会技術と社会部門ニュースレター,23号,2010年7月.

(2) 第4回新☆エネルギーコンテスト,日本機械学会技術と社会部門ニュースレター,26号,2011年12月.

(3) 第5回新☆エネルギーコンテスト概要報告,日本機械学会技術と社会部門ニュースレター,28号,2013年1月.

(4) 日本機械学会,新☆エネルギーコンテストポスター集または概要集,2013年度~2023年度.

(5) 第14回新☆エネルギーコンテスト,日本機械学会技術と社会部門新☆エネルギーコンテスト実行委員会,http://www.mech.ce.nihon-u.ac.jp/enecon2021(2024年6月6日)

(6) 第15回新☆エネルギーコンテスト,日本機械学会技術と社会部門新☆エネルギーコンテスト実行委員会,http://www.mech.ce.nihon-u.ac.jp/enecon2022(2024年6月6日)

(7) 第16回新☆エネルギーコンテスト,日本機械学会技術と社会部門新☆エネルギーコンテスト実行委員会,https://sites.google.com/view/ene-con2023(2024年6月6日)

(8) 佐々木直栄,日本機械学会2022年度年次大会(2022)C203-02.

(9) 佐々木直栄,日本機械学会2023年度年次大会(2023)C204-01.


佐々木 直栄

◎日本大学

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