大田の町工場が狙う次世代のものづくり
サーフェス形状探索システム「ORIFACE」
「折り工学」を用いた機能と製造を考慮したサーフェス形状の最適化
(株)OUTSENSE
概要
折り工学を用いた新しい形状探索システムの実現
当社が開発した「ORIFACE」は、数ある折りパターンの中から要求に合うモノの表面構造(サーフェス形状)を探索するシステムである。本システムは紙を折ったときに生まれる幾何学的パターンに特化しており、その折りパターンをサーフェスに応用することで、製品に対して折り畳み性や衝撃吸収性、吸音性など、さまざまな機能を付与することが可能となる。
本システムでは、紙を折った時の幾何学的パターンを応用しているが、形状の探索対象は紙だけでなく、樹脂や金属など多様な材料が含まれる(図1・2)。
当社では、このサーフェス形状探索システム「ORIFACE」を用いて、製品の表面構造を探索し、工学的な用途へ応用することで、製品課題の解決や新製品の研究開発支援を行っている。
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