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2023/7 Vol.126

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技術ロードマップから見る2030年の社会

第7回 機械力学・計測制御

佐々木 卓実(北九州市立大学)・丸山 真一(群馬大学)・田川 泰敬(東京農工大学)

趣旨

機械力学・計測制御部門は、機械力学、計測技術および制御を軸に、それらに関連する信号処理技術や設計技術などを対象領域とする部門であり、部門内に留まらず他領域とも連携しながら基礎理論から産業応用技術まで非常に広範な領域において活動を行っている。当部門では2007年以降、技術ロードマップの取りまとめを行っており、2007年には「動的現象の解析技術ロードマップ」(1)、2008年には「Dynamic Phenomenon Analysis Technology」(2)を取りまとめ、2016年には、特にダイナミクスと制御、振動解析手法、流体関連振動の分野に注目して「技術ロードマップからみる2030年の社会」(3)を発表している。また、これ以降も各部門研究会・分科会をベースに技術ロードマップを策定し、「機械力学・計測制御部門 30周年記念 部門史」(4)にて発表している。

本稿では、2016年度にまとめた「技術ロードマップからみる2030年の社会」(3)のレビューを通じて、特に2016年以降の変化に着目して当部門の関連する技術の現状を俯瞰し、また今後の産業応用への展開や技術の将来展望を可視化する。

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