小特集 食を支える機械の魅力
食品機械業界を取り巻く現況と将来の展望
はじめに
食品機械とは?
食品機械は、主として農産物、畜産物または水産物を原料素材として加工処理し、これを多種多様な食品、飲料、調味料などに調理生成するための工程において使用される機械・器具および装置である。
一般社団法人日本食品機械工業会(以下、日食工)は、これら食品機械・器具および装置の製造業者を正会員とする業界団体であり、我が国経済社会の再建と逼迫する食料事情の緩和を図ることを目的に1948(昭和23)年4月20日に「全国食糧機械製造業者懇談会」として創立され、1967(昭和42)年に社団法人として通商産業省に認可され、2012(平成24)年一般社団法人に移行し現在に至る。
日食工では、食品機械・装置および関連機器の展示会であるFOOMA JAPAN の開催、安全・衛生化の推進、人材教育研修機関「FOOMAアカデミー」の開催など、さまざまな事業に取り組んでいる。
食品機械の産業規模
食品機械の分類、近年の販売額について
キーワード:食を支える機械の魅力