研究ストーリー
エンジニア vs. 細胞 ~世界最細の血管を開通せよ~
2020年度日本機械学会賞(論文)
「Establishment of an in vitro vascular anastomosis model in a microfluidic device」
DOI: doi.org/10.1299/jbse.18-00521
Masafumi WATANABE, Ryo SUDO
この度は、名誉ある日本機械学会賞(論文)をいただき、大変光栄に存じます。この研究は、私が学生時代に始めた最初の研究であり、とても思い入れのある研究成果です。本論文では、エンジニアの立場から再生医療に挑み、バイオチップ上で酸素や栄養の運搬が可能な血管を作製することを目的としておりました。物語の始まりは、私の大学時代まで遡ります。
キーワード:研究ストーリー
機構模型
工部大学校の「機械学」教育機器(機械遺産第100号)
ハートカム
明治7(1874)年/真鍮、鉄、木製台座/H400, W300, D303(mm)/
東京大学総合研究博物館所蔵
「HEART CAM」の刻記あり。工部大学校を示す「IMPERIAL COLLEGE OF ENGINEERING. TOKEI. 1874」の金属プレート付。工科大学もしくは工学部の備品番号の木札があるが判読不能。
上野則宏撮影/東京大学総合研究博物館写真提供/インターメディアテク展示・収蔵
[東京大学総合研究博物館]