日本機械学会サイト

目次に戻る

2021/8 Vol.124

機構模型

工部大学校の「機械学」教育機器(機械遺産第100号)

材料試験機

年代未詳/エリオット・ブラザーズ社製/ロンドン(英)/真鍮、鉄、木製台座/

H537, W354, D282(mm)/東京大学総合研究博物館所蔵

本体に「PORTER'S PATENT / ELLIOTT Bros. LONDON」の刻字あり。本資料の年代は未詳であるが、東京大学総合研究博物館には工部大学校を示すプレート付きの機構模型を含め、近代的な機械学教育のために明治期以降に導入された機器が現存する。

上野則宏撮影/東京大学総合研究博物館写真提供/インターメディアテク展示・収蔵

[東京大学総合研究博物館]

バックナンバー

研究ストーリー

ロボットが乗り物を操るために

2020年度日本機械学会賞(論文)

「制御実行中にオンラインでPIDゲインをチューニングする学習制御に基づく等身大ヒューマノイドロボットの平行二輪電動スクーター上での調速行動」

DOI: 10.1299/transjsme.18-00032

木村 航平、溝花 弘登、野沢 峻一、岡田 慧、稲葉 雅幸

この度は日本機械学会賞(論文)を頂きまして大変光栄に存じます。本論文の査読者の皆さま、特集号として学会発表の場で有意義なフィードバックをくださった皆さま、本研究成果に対して多くのサポートを頂きました東京大学大学院情報理工学系研究科稲葉・岡田研究室の皆さまに心より御礼申し上げます。この研究は、私が博士課程の後半で取り組んでいた等身大ヒューマノイドロボット実機を用いた行動実現課題であり、修士課程の研究成果であるロボットによる三輪車操作の研究から発展させた「ロボットが搭乗機器(乗り物)を操る」ための研究がテーマ設定のきっかけの根源にあります。

会員ログイン

続きを読むには会員ログインが必要です。機械学会会員の方はこちらからログインしてください。

入会のご案内

パスワードをお忘れの方はこちら

キーワード: