特集 2021年度年次大会
2021年度年次大会の特徴
千葉ブロック4大学1高専による実行体制
関東支部は県別に8つのブロックに分かれており、それぞれのブロックごとに活発な活動が行われています。2021年度年次大会では、これまでの大学単位ではなく、関東支部千葉ブロックの4大学1高専による実行体制となっています。会場校は千葉大学ですが、千葉ブロックの日本大学生産工学部、千葉工業大学、東京理科大学理工学部、木更津工業高等専門学校の方々に実行委員会に加わっていただきました。千葉ブロックの運営会を通して大会の計画や分担などが議論され、鋭意準備が進められてきました。また、千葉ブロックの企業会員の方々にも、全面的にご支援ご協力いただきました。
年次大会は、先進的な研究成果の発表の場であると同時に、産学官の交流の場を提供する役割を担っています。千葉ブロックの活動を通して、千葉県、千葉市、公益財団法人千葉県産業振興センター、公益財団法人千葉市産業振興財団、千葉産業人クラブ、千葉商工会議所、公益財団法人ちば国際コンベンションビューローの後援をいただきました。
Web講演会
昨年に引き続き本年もWeb講演会として開催となりましたが、オンラインの利便性を最大限に活用して全国各地より多数の方々にご参集いただけますようお願い申し上げます。
一般講演は、Zoom meetingsにて行われます。特別講演・本部企画、部門企画など一般講演以外の各種行事もWeb対応となります。市民フォーラム、工場見学など会員外の不特定多数が現地にて交流する行事は中止となります。また、懇親会・部門同好会も中止となります。
Web技術展示会
大会の開催形態に合わせ、本年も技術展示会がWebで開催されます。展示ページは多くの方が参加しやすく、出展企業が自由に内容を編集いただける形式で、ZoomなどのWeb会議システムへのリンクや動画の埋込も可能となっています。展示ページのアクセス数がカウントされ、展示会終了後に報告される予定です。
是非ご参加くださいますようお願いいたします。
出展企業:エクセルソフト、ヤマナカゴーキン、八十島プロシード、NTTデータ数理システム、アシザワ・ファインテック、THK、大塚商会、日機装、山本科学工具研究社、カワダロボティクス、吉野機械製作所、ネステック、日本ガイシ、大菜技研、SNSソフト、減災サステナブル技術協会、テラバイト、スプレーイングシステムスジャパン、MDPI、トビー・テクノロジー、アドバンスソフト、いけうち(順不同、2021年7月27日現在)
IT・ICT技術の活用
本年次大会では、ホームページ公開、講演申込、プログラム編成、原稿受付、論文集公開、事前申込、当日参加受付といった工程が、ひとつのシステム上で一括管理されています。昨年より論文集・プログラムの冊子印刷が廃止されたこと、本年もオンライン開催となり現地受付が不要となったことから、このようなシステムが導入されました。
IT・ICT技術の活用により、これまでメール添付にてやり取りされていた各種コミュケーションが効率化され、手作業で行われていたプログラム作成にかかる労力なども軽減されています。
キーワード:2021年度年次大会
機構模型
工部大学校の「機械学」教育機器(機械遺産第100号)
材料試験機
年代未詳/エリオット・ブラザーズ社製/ロンドン(英)/真鍮、鉄、木製台座/
H537, W354, D282(mm)/東京大学総合研究博物館所蔵
本体に「PORTER'S PATENT / ELLIOTT Bros. LONDON」の刻字あり。本資料の年代は未詳であるが、東京大学総合研究博物館には工部大学校を示すプレート付きの機構模型を含め、近代的な機械学教育のために明治期以降に導入された機器が現存する。
上野則宏撮影/東京大学総合研究博物館写真提供/インターメディアテク展示・収蔵
[東京大学総合研究博物館]