特集 多様化するリテールとサービスの共創
<総論>多様化するリテールとサービスの共創
はじめに
本特集は「多様化するリテールとサービスの共創」と題して企画されたが、このタイトルには二つの意味が込められている。一つはまえがきにて古山氏がその重要性を指摘している「社会において急速に多様化しているリテール」の持続性を向上させるために「サービスの共創」がどのような役割を果たしているのかの実情を知ることである。そしてもう一つの意味とは、そのようなリテールとサービスの共創の関係はいまだ発展途上にあることから、その関係が今後の将来においてどのように多様化し、拡大し得るのかの将来像を予測することである。以下では本特集に寄せられた8件の記事を概観し、そこから浮かび上がる上記二つの意味を考察し、本特集の総論に代えさせて頂く。
本特集の構成
多様化するコンビニエンスストア業界の現状
キーワード:多様化するリテールとサービスの共創
工部大学校の「機械学」教育機器(機械遺産第100号)
ダブル・ユニバーサル・ジョイント
明治8(1875)年/真鍮、鉄、木製台座/H150, W400, D300(mm)/東京大学総合研究博物館所蔵
工部大学校を示す「IMPERIAL COLLEGE OF ENGINEERING. TOKEI. 1875」の金属プレート付。工科大学もしくは工学部の備品番号の木札があるが判読不能。
上野則宏撮影/東京大学総合研究博物館写真提供/インターメディアテク展示・収蔵
[東京大学総合研究博物館]