統計で読む“経済・産業の動き”
第7回 日本経済の歩み(2)-ニクソンショック以降プラザ合意まで-
高度成長のあとニクソンショック(1971年)と第1次オイルショック(1973年)が日本を襲う。第1次オイルショックが日本経済の成長率に下方屈折をもたらしたと一般には思われているが、実のところは1970年代に入ってから日本経済の成長率は低下傾向にあり、そこに第1次オイルショックが日本経済に大きな打撃を与えた。今回はニクソンショックからプラザ合意までを取りあげるが、その間のGDPと最終需要項目の動きは表1の通りである。
ニクソンショック
キーワード:経済・産業の動き
表紙の説明:「これは、1930年代にドイツのファウター社で製造されたホブ盤のテーブルとワークアーバ部分である。穴加工済みの工作物を、テーブルの中心になるようにワークアーバに取付けて固定し、工具(ホブカッタ)と工作物の相対運動により歯形形状を創成しながら加工して歯車を作る。」
[日本工業大学工業技術博物館]
表紙写真 北原 一宏