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2020/7 Vol.123

表紙の説明:「これは、1930年代にドイツのファウター社で製造されたホブ盤のテーブルとワークアーバ部分である。穴加工済みの工作物を、テーブルの中心になるようにワークアーバに取付けて固定し、工具(ホブカッタ)と工作物の相対運動により歯形形状を創成しながら加工して歯車を作る。」
[日本工業大学工業技術博物館]

表紙写真 北原 一宏

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Tips for Academic Publishing アクセプトに繋げる論文投稿&学術出版の豆知識

第7回 Common reasons for manuscript rejection and what you can do to avoid these

Tips for Academic Publishing
アクセプトに繋げる論文投稿&学術出版の豆知識

論文がリジェクトされる10の理由

研究者にとっての悪夢とは、ジャーナルからの原稿のリジェクトであると言っても過言ではありません。原稿のリジェクトは研究者にとって精神的な苦痛をもたらすものですが、学術出版においては日常的な出来事です。ジャーナルのリジェクト率はインパクトファクターによって異なります。例えば、インパクトファクターの高いジャーナルでは80%に上る一方で、新しいジャーナルでは10%から30%といった具合です。

リジェクトされる理由として多く見られるのが、原稿の執筆時や投稿時に修正できたはずの基本的なミスや見落としです。原稿をジャーナルに投稿すると、編集者による審査が行われます。この段階でリジェクトが決まると、査読には回されません。いわゆるデスクリジェクトです。まずは、デスクリジェクトされる理由と、その対策について見ていきましょう。

学術出版社最大手のシュプリンガー(1)では、デスクリジェクトとなる編集上の理由について次のようにまとめています。

1. ジャーナルの刊行目的や対象領域との不一致

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