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2020/3 Vol.123

表紙の説明:1931 年に米国のブラットフォード社で製造されたベルト掛け段車式普通旋盤の主軸台の換え歯 車装置部分である。当時は、段車の 付いた主軸端に小歯車を装着し、1、2段減速し、その都度、換え歯車表 を見て歯車を掛け替えて、送り速度 やねじのピッチを換え作業した。

表紙写真 北原一宏
撮影地協力 日本工業大学 工業技術博物館

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図 層流対向流場に形成される噴霧火炎と火炎中心断面に生成されたすす一次粒子の体積分率

研究との関わりは、大学4年の研究室配属から始まりました。最初に取り組ませていただいたのは、液滴径や液滴径分布などの特性を操作した燃料噴霧の着火形態に関する研究でした。火炎が燃え広がる範囲内で燃料噴霧の質量流束を揃えることに苦労し、数週間をかけて調整したことを覚えています。修士課程には、まわりの他の学生も進学すると言う理由で進み、「社会に貢献できる製品を生み出したい」という理由から、就職することを選択しました。就職先での仕事は面白く感じておりましたが、「何故おこったのか分からない不具合」の理由を考えている時に充実感があることから、職を辞して博士課程に進学することにしました。この選択によって、もう一度研究と関わることになりました。

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