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2020/2 Vol.123

表紙写真 北原一宏
撮影地協力 日本工業大学 工業技術博物館

表紙の説明: これは、1955年頃まで町工場で使われていたベルト掛け段車式の普通旋盤用の換え歯車である。今は電動機が付いた全歯車式であり、レバーやダイアルを操作するだけで簡単に送り速度やねじのピッチを換えることができるが、当時は表を見て、その都度、歯車を付け替える必要があった。

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統計で読む“経済・産業の動き”

第2回 鉱工業生産を読み解く

景気を見る際の基本的な指標は三つある。それは内閣府のGDP統計、日本銀行の短観、内閣府の景気動向指数である。しかしそれら指標に勝るとも劣らない景気に敏感な指標が前回紹介した経済産業省の鉱工業生産指数である。鉱工業生産指数は電気機械や自動車など各産業の動きを知るのが目的であるが、鉱工業生産指数自体が景気に敏感というよりは工業(製造業)自体が景気を左右するのが実態であり景気の動きが良くわかる指標である。

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