小特集 蒸気流計測の高度化に関する研究
蒸気乾き度センシングシステムの紹介
はじめに
18世紀に蒸気機関が発明されて以来、蒸気は産業界にとって必要不可欠なものとなった。電気を作るための発電動力として、また加熱用の熱源として、依然多くの蒸気が使用されている(1)。
乾き度を測定する目的は、エネルギーマネジメントや省エネルギー、蒸気を使用して生産される製品の品質や生産工程の管理である。我々は、近赤外領域での蒸気の吸光特性を利用して、従来測定が難しかった乾き度のリアルタイム計測を実現できないかと考え、技術開発を行った。ここでは、その計測技術と評価結果について述べる。
キーワード:蒸気流計測の高度化に関する研究
【表紙の絵】
おともだちロボット
西岡 紗季 さん(当時4歳)
色々な生き物や自然とおともだちになって、お話ができるロボットです。頭についているアンテナを使って、お花さん、草さん、滑り台さん、太陽さん、雲さんたちとお話ができて、直ぐに仲良くなってハートがたくさん出てくるロボットです。これでみんな自然と仲良くできるとおもいます。