小特集 蒸気流計測の高度化に関する研究
リング状ヒータを用いた管外設置式蒸気流量計の開発
はじめに
工場や発電所において、熱需要の多くは蒸気により供給されている。蒸気流量の計測は、性能診断やエネルギーソリューション、省エネ機器の導入検討に不可欠である。従来のオリフィス流量計や渦流量計は設置の際、配管を切断するため、稼働停止が必要であった。そのため、蒸気配管に挿入することなく計測可能な管外式流量計が望まれている。
しかしながら、現状では管外から蒸気流量を計測することは大変困難で、広い配管・蒸気条件において計測可能な製品は、これまで世界的にも存在しない。そこで今回、管内の蒸気・ガス流量の計測を目的として、新たにヒータ法を考案した。
キーワード:蒸気流計測の高度化に関する研究
【表紙の絵】
おともだちロボット
西岡 紗季 さん(当時4歳)
色々な生き物や自然とおともだちになって、お話ができるロボットです。頭についているアンテナを使って、お花さん、草さん、滑り台さん、太陽さん、雲さんたちとお話ができて、直ぐに仲良くなってハートがたくさん出てくるロボットです。これでみんな自然と仲良くできるとおもいます。