特集 2019年度 年次大会
多様な背景を持った人たちの交流の場!
日本機械学会が目指す「世界に開かれた多様性に富んだ学会」(“新生「日本機械学会」の10年ビジョン”より)の実現に向けて、年次大会でもさまざまな背景を持つ人たちの交流の場を設けています。
お気軽にご参加ください。
「Symposium for International Students」
9月9日(月)12:00ー14:00
企画:JSME International Union
Be a Global Engineer. Don’t miss the chance!!
日本の大学で学んでいる留学生を対象とし、企業のグローバル戦略や留学生採用についての方針を企業の方にご講演いただくとともに、現在日本企業や大学で活躍している元留学生からの経験談をお話しいただきます。機械系の大学・大学院を卒業したのちに日本の企業・大学に就職した先輩方や、日本機械学会に所属する企業や教員の方々と、直接お話できるよい機会です。ぜひご参加ください!本シンポジウムは日本機械学会の企画ではございますが、会員外のみなさまにも広くご出席いただけます。
For the benefit of international students studying at Japanese universities, we will give lectures on companies’ global strategy and policies on recruitment of foreign students, and talk about experiences from former foreign students who are currently active in Japanese companies and universities. It will also be an opportunity to directly talk to people who, after studying mechanical engineering at the undergraduate or graduate level, went on to work in Japanese companies or universities, as well as other members of the Society now working in companies or in academia. Please don’t hesitate to join! This symposium is planned by the Japan Society of Mechanical Engineers, but is open to everyone, including non-members.
<プログラム>
座長:三島 望(秋田大学)、モンターニュ ケビン(東京大学)
1.IU委員長挨拶 委員長 古川 克子(東京大学)
2.基調講演 淀川 ?見(TDK(株))
3.ケーススタディ Le Ductin(TDK(株))/趙 旭 (秋田大学)/孫 翔(三菱マテリアル(株))
4.ディスカッション
<PROGRAM>
Chairs: Nozomu Mishima (Akita University), Kevin Montagne (The University of Tokyo)
1. Welcome Speech
Prof.Katsuko Furukawa, Chair, International Union of JSME(The University of Tokyo)
2. Keynote Speech
Yoshimi Yodogawa (TDK Corporation)
3. Case Study – Talk & Discussion
Le Ductin (TDK Corporation)* Speaker from the industry
Zhao Xu (Akita University)* Speaker from the academia
Son Shou (Mitsubishi Materials Corporation)* Speaker from the industry
4.Discussion
<申込方法>
お申込みは年次大会ホームページをご覧下さい。
問合せ先:日本機械学会事務局 大竹 英雄(otake@jsme.or.jp)
<Application>
Please apply via the conference web site, and note that this program will be delivered entirely in Japanese.
Contact: otake@jsme.or.jp (Hideo Otake(JSME Office))
「マイニング(掘る技術,掘った物を調べる技術)」
9月9日(月)13:00ー17:30
会場:秋田大学付属鉱業博物館
企画:若手の会
幻の鉱山学部復活
秋田大学には鉱山学部があったことをご存知ですか? 1910年の秋田鉱山専門学校から始まり、鉱山学の研究・教育が100年にわたり受け継がれてきました。受け継がれてきた豊富な資料を展示する鉱業博物館では、スタッフによる特別解説付きの見学ツアー! そして最新の鉱石・鉱山を知る技術を「ラマン分光の山口先生」、「鉱山VRの川村先生」に体験デモを交えてご教授いただきます!! 最後には鉱業博物館のお土産コーナーから自分だけの石が見つかるかも?
司会・趣旨説明:植木委員長
<プログラム>
13:10-14:10 博物館見学ツアー
ボランティア説明員による解説付き
14:20-15:20 「ラマン分光解析に関する話題」
講師:山口 誠(秋田大学 准教授)
物質によって光が散乱されるとき、波長が入射光と同じ光をレイリー散乱、異なる光をラマン散乱と呼びます。入射光との波長の差は物質固有の量であることから、ラマン散乱光を調べることによって、物質の分子構造、結晶構造などを知ることのできます。光を用いた分析法であるため、非破壊非接触、大気中、特別な前処理なし測定が可能であり、迅速な物質評価法として期待されています。ラマン散乱分光法の簡単な原理、ラマン分光装置の概略、適用・研究事例の紹介し、簡易型のラマン分光装置によるデモ測定も行いたいと考えています。
15:30-16:30 「高度情報化鉱山操業技術が目指す未来ースマートマイニング(VR体験含む)」
講師:川村 洋平(秋田大学 教授)
スマートマイニング(高度情報化鉱山操業)技術をご紹介。人類の豊かな生活を維持するために、今後の金属供給はこれまで採掘が容易だった鉱山(鉱床)から、より採掘が困難また採算性の低い低濃集な鉱山へとその操業を移行せざるを得ない。このような状況のもと、講演者は、ICTを活用した新たな採鉱工学技術(スマートマイニングと名付けている)により生産性の向上を目指している。
16:30-17:30 VR体験(川村先生デモンストレーション)
<参加登録>申込方法については年次大会ホームページをご覧ください。(定員40名)
「年次大会ランチミーティング」
9月10日(火) 12:00ー13:00
企画:LAJ委員会
女性技術者を中心にランチを楽しみながら本音トークに花を咲かせて、楽しい時間を過ごしませんか?
Ladies’ Association of JSME(LAJ)は機械工学分野における女性研究者・技術者の活動を支援し、女性会員の増強を図ることを目的に、2004年10月に発足した会です。このランチミーティングは、仕事のこと、家庭のこと、趣味のことなど話題は特に限定せず、昼食を食べながら情報交換をする会です。対象者も特に制限はなく、理工系女子学生(機械系に限らず)、女性エンジニア・研究者、理系出身の女性社会人、女性の部下・同僚を持つ男性など、どなたでも歓迎です。
参加資格:特になし(日本機械学会の会員外の方も歓迎)
参加費:無料
参加登録:事前登録等は不要です。当日直接会場にお越しください。昼食は各自でご持参ください。
「学生交流会」 無料の夕食付!
9月10日(火) 17:00ー20:00
企画:会員部会
技術者の世界の話を先輩技術者から直接聴こう!
生同士の交流だけでなく、学生の皆さんに機械技術者の世界を知ってもらうことが目的です。「技術者とはどういうものか」、「社会人の生活は」、「最近の就職状況は」、「女性技術者の日常は」などなど、皆さんの先輩である若手技術者から直接お話を聞ける、絶好の機会です。
その上、立食パーティー形式(無料!)なので楽しみながら仲間作りもできます。皆さんの参加をお待ちしています!
<プログラム>
第1部:企業若手技術者による会社紹介、自己紹介
会場:理工学部 1 号館 共通 127
第2部:若手技術者を囲んだ立食形式意見交換会
会場:秋田大学学生会館(生協食堂ホール)
参加資格:学生(日本機械学会の会員外の方も歓迎)
参加費:無料(定員100名、申込み順)
参加登録:申込方法については年次大会ホームページをご覧ください。
キーワード:年次大会2019
【表紙の絵】
れいにーうぉーくのぱたぱた
長谷川 遥 さん(当時6 歳)
雨の日にブルーになる気分や、ストレスで落ち込む現代の人たちの気分をいやしてくれるとっても自然のいいかおりのするスプレーをまきながらぱたぱた飛びながら空中散歩する人間をハッピーにする未来のマシーン