特集 異材接合技術の最新動向
異種材料の摩擦接合技術
摩擦接合技術
摩擦熱を利用して接合する技術のいくつかを紹介
地球温暖化現象に端を発し、自動車などの輸送機器からのCO2排出量の低減に関する要求から、マルチマテリアル化、すなわち異種材料の接合に関する要求が急速に高まっている(1)。
異種接合と言っても、その組み合わせは多岐にわたり、ほぼ無限に存在するが、その物理的意味を考えると、いくつかの単純な組み合わせに分類することができる。
①反応系(例えば、Fe/Al系、Ti/Al系)
②2相分離系(水と油の関係)(例えばFe/Mg系、Ti/Mg系など)
③融点降下系(Mg/Alなど)
④金属/非金属系(Al/CFRPなど)
【表紙の絵】
二人のりいすロボット
木原 友里 さん(当時7歳)
おじいさんとおばあさんがのっていろいろなところに行けるイスロボット、シートベルトつき。下から足がでてそうじをしながらおもったところにいける。かいだんものぼれる。