編集後記
編集後記
今回の4月号では、ソフトロボット学を特集しました。動きがしなやか・なめらかになり、ますます人間に近づいているロボット。単純作業や肉体労働、危険が伴う仕事だけでなく、人手不足の解消、社会福祉や介護などでもロボットに活躍してもらうことで、人々のストレスが軽減され、より便利な社会になっていくことは大変望ましいことだと思います。
一方、ロボットやAIの発達に伴い、「なくなる職業」、「機械に奪われる仕事」などの懸念事項も少なくありません。
4月の新年度を迎え、改めて「人間にしかできないこと」「自分にしかできないこと」を考えていかなければならないと感じています。ロボット技術のますますの発展を祈りつつ、ロボットには真似できない人間力も高めていきたいです。(EO)
キーワード:編集後記
【表紙の絵】
魚が空を飛べる「まく」をつけるそうち
山本 波璃 さん(当時9歳)
魚は水の中でしか、生活ができないけれど、 このそうちでまくの中に入ると、水の外で も生きていけます。そうすればいっしょに 魚たちと遊べます。