名誉員から一言
これからも繁栄する「日本のモノづくり」に向けて
私は今まで40年以上にわたり、一企業でモノづくりに携わってきた。日本の製造業は、昭和40年代〜50年代の高度経済成長に支えられ、世界に先駆けて新しい技術や自動化などを取入れ発展してきた。戦後のベビーブームに生まれた、いわゆる団塊の世代の人々の熱意とパワーで、世界をリードする状況を作り出し、「日本アズナンバーワン」と言われるまでになった。
しかし平成の時代、1990年代に入りバブルが崩壊したことにより、経済の低迷期を迎えた。高度化、巨大化した製造業は、その対応として海外展開を図ることで成長を維持してきた。こうして日本国内や海外に展開された製造業の繁栄は、製造業の本質である付加価値を多く生み出し、国富に貢献し現在も続く日本の繁栄の多くを支えてきたと言っても過言ではない。
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【表紙の絵】
地球アニマル保ごしせつ
村井 暁斗 くん
(当時10 歳)
動物を地球の中に入れてすみやすいようにしている。
またしょく物も入れているので定期的に水を外から、あたえる。
野生動植物をほごする。