編集後記
編集後記
先日アサリの砂抜きをする際に、いつもより品質の良い岩塩を使ってしばらく放置していたところ、アサリたちがこぞって元気を取り戻し飛び跳ねていたのを見て驚きました。今回の会誌10月号では、特集「地球環境の変化を知る―技術はどのように貢献するか―」について、海洋を中心に紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。元気な貝たちでしたが、「海洋酸性化」が進むとどうなってしまうのか。私たちの食卓にもなじみのある貝などの海の幸が、そう遠くない未来には消えてしまうかもしれない。とても考えさせられる内容でした。
思えば、今年の夏も酷暑や異常気象が続き、地球環境問題を考えさせられる場面が多かった気がします。技術開発の発展を祈る一方、私たちもできることから始めていかなければいけないと改めて感じました。(OE)
キーワード:編集後記
A mine arms
菅原 紡宜 くん(当時11 歳)
深海の生物と共生して、生態の謎を解き、深海生物の不思議な力を集めて、地上で使える新しいエネルギーに変換できる機械。
地底からレアメタルを採掘したり、海底火山の調査から地震を予知することもできる機械。