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2018/9 Vol.121

【表紙の絵】
何でも作るくん
田中 雄惺くん(当時8歳)
何でも作るくんが何でも人が作りたいぶひんを出しかんせいまで作ってくれる。

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特集「若手の会」が発信するAIの最前線

電力需要予測コンテストの参加体験記

進 博正〔(株)東芝〕

電力の需要予測とは?

需要予測とは、将来時点の商品やサービスに関する需要量を予測することである。電力、ガス、水道や交通などのインフラ事業において、需要予測は計画運用の要となる。電力分野の需要予測は、日々の供給計画つまり発電所の運転計画などに用いる。ご存知のように電力系統は、発電所と需要家とを接続する巨大な電気回路であり、発電所で生産された電気エネルギーを消費者(需要家)へ届ける役割を担う。電気エネルギーは、現在のところ大規模に貯蔵することが困難であり、発電所側の供給量と需要家側の消費量が各時間断面で一致する。電力特有の需給一致を実同時同量と呼ぶ。なお、需要量が発電機の負荷量と等しいので、需要予測を負荷予測と呼ぶこともある。

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