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2018/8 Vol.121

【表紙の絵】
いつでもどこでもプリンプリン
塚本 拓心 くん(当時5歳)
ぼくはプリンが大好きです。いつでもどこでも食べることができるように、プリンを作る機械を考えました。牛さんからミルクをもらって、鶏さんから卵をもらってプリンを作ります。メロンののったプリンいちごののったプリン…が出てきます。「いただきます。パクパク。」あ~うれしいな、しあわせだな。

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小特集 脳神経血管内治療に関する医工学連携研究

脳動脈瘤CFD解析の臨床応用への道

庄島 正明(埼玉医科大学総合医療センター)

はじめに

脳動脈瘤の病態生理には、血流衝突やシェアストレスをはじめとした血行力学的ストレスが強く関与することが知られており、医用画像をベースとした患者個別の血流解析は脳動脈瘤でいち早く行われた。国内では脳動脈瘤の血流解析に携わる研究者が増加しつつあり、学会では脳動脈瘤の血流解析に関する演題が数多く発表されている。CFDの医学への適用は脳動脈瘤において最も進んでいると思っていたが、近年、臨床応用の点で冠動脈病変に先を越されてしまった。

そこで、脳動脈瘤CFD解析を臨床応用するにはどのようなステップが必要なのか、臨床応用までの道を改めて考察してみた。

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