小特集 脳神経血管内治療に関する医工学連携研究
生体組織モデル工学のすすめ
生体組織モデルの開発
生体組織モデルは、単にモデルと呼ばれるほか、phantom、 biomodel、 もしくは模擬○○(○○には生体組織名が入る)などとも呼ばれ、生体内で起こる現象を生体外で再現しうるものとして考えられる。その用途としては、1.医療機器の開発および評価、2.医療機器のトレーニング、3.術前手技検討、4.インフォームドコンセントなどがあげられる。モデルの構築方法には、材料を用いて構築するphysical modelやコンピュータ上に構築するsimulation modelが存在し、硬組織もしくは軟組織、またはその両方を含む。また、モデルで再現する現象には、organ-on-chipのようなメカノバイオロジー的なものから力学的生体組織モデルが考えられる。ここまで書くと「自分の行っている研究の一部に、生体組織モデル工学は入る」と、多くの研究者や技術者が理解できるかと思う。
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【表紙の絵】
いつでもどこでもプリンプリン
塚本 拓心 くん(当時5歳)
ぼくはプリンが大好きです。いつでもどこでも食べることができるように、プリンを作る機械を考えました。牛さんからミルクをもらって、鶏さんから卵をもらってプリンを作ります。メロンののったプリンいちごののったプリン…が出てきます。「いただきます。パクパク。」あ~うれしいな、しあわせだな。