私の一冊
『花神』
著者:司馬遼太郎
文庫:472ページ
出版社:新潮社
言語:日本語
ISBN:9784101152172
発売日:1976/09/01
学生時代にいろんなジャンルの本を乱読していましたが、大学院のときには幕末維新関連の小説を手当たり次第に読んでいました。有名どころの坂本竜馬、西郷隆盛、新撰組(近藤勇、土方歳三)から読み始め、司馬遼太郎さんの本にのめり込み、「竜馬が行く」から「飛ぶが如く」「新撰組血風録」などを経由して今回紹介する「花神」を手にしました。当時は大学の研究室で毎日が過ぎていき、自分の将来を考えるといった余裕はなかったと思います。「花神」を読んで、激動の時代に大村益次郎という技術者としての生き方があったというのが新鮮でした。その生き方に対して表面意識で感動するというのではなく、潜在意識で共鳴するといった受け止め方であったと思います。
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【表紙の絵】
みんな健康マシン
袴田 怜知 くん(当時8歳)
この機械の名前は「エンストターミル」。どんな病気やケガでも必ず治します。スーパーコンピューター50台分の性能があり、原因不明の病気でも情報を入力すると、正確に原因と治療法を診断してくれます。レーザー、薬剤、その他様々な物質を放出して、病気やケガを完治させます。
みんなが絶対に健康になれるマシンです。