機械遺産のDNA
幹線用電気機関車ED15形
図1 幹線用電気機関車ED15形展示(機械遺産 第45号)
1. 日本最初の幹線用国産電気機関車
機械・電気協調の国産技術—日立の開拓者精神の原点
ED15形電気機関車は1924年に第1号機が製作された幹線用直流電気機関車であり(図1)、1926年までに合計3両が製作された。
日立製作所は1910年に創業したが、始まりは日立鉱山の修理工場であった。したがって、鉱山から採掘された鉱石の坑内輸送用として重量2〜10t程度の電気機関車は製作していたが、電圧は直流400〜600V程度、出力は20〜30kW程度、牽引する荷重は10t程度、最高速度は10km/h程度であった。
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【表紙の絵】
みんな健康マシン
袴田 怜知 くん(当時8歳)
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みんなが絶対に健康になれるマシンです。