名誉員から一言
長期的視点を含む評価プロセスの検証
歳を経れば、物事がよく見えてくると言われるのは、いろいろな経験を通して判断力が高まるからであろうか。歳を取り過ぎると、眼が霞んで判断が鈍ることもあり、歳を取ることの意味をいろいろ考えさせられる。
大学で長年に亘り研究と教育に取り組んできた。学生の身分から大学に籍を移した当初は、昇任や研究科委員の資格審査に際し、研究を中心とした業績が評価され、また、各財団の研究助成金や学術振興会の科学研究費を申請すると、数ヶ月か半年後には審査結果が届き、数々の評価を受けることになる。評価される場合、評価基準がある程度明文化されているので、評価結果を納得することが多い。
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【表紙の絵】
「くもをすいこんでたべものにかえるきかい」
井岡 武志 くん(当時6歳)
うえのえんとつからくもをすいこんで、きかいのなかでたべものや、おさら、スプーンにかえるきかいです。
できたたべものはベルトコンベアーではこばれて、おきゃくさんのどうぶつたちが、たのしみにならんでまってます。