技術のみちのり
レーザ加工機事業への挑戦 三菱重工工作機械(株)
2016年度技術賞「微細レーザ加工機の開発」
図1 微細レーザ加工機「ABLASER」
機械の土台には、熱変位が少なく防振効果が高いグラナイト(花崗岩)を使っている。
微細化社会のものづくりを支える機械
2014年10月、三菱重工工作機械(株)は、レーザ加工機事業の製品第一弾となる微細レーザ加工機「ABLASER(アブレーザー)」(図1)を開発した。従来の加工技術では成し遂げられなかった、高精度で高品質な微細穴を実現。円錐状や鼓状のような複雑形状の穴加工も可能である(図2)。
図2 穴形状加工例
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【表紙の絵】
「くもをすいこんでたべものにかえるきかい」
井岡 武志 くん(当時6歳)
うえのえんとつからくもをすいこんで、きかいのなかでたべものや、おさら、スプーンにかえるきかいです。
できたたべものはベルトコンベアーではこばれて、おきゃくさんのどうぶつたちが、たのしみにならんでまってます。