日本機械学会サイト

目次に戻る

2018/4 Vol.121

【表紙の絵】
「あいするこころロボット!!」
齋藤 佑陽 くん(当時5 歳)
人間ができないことが何でもできる
ロボットがあったらいいな。

バックナンバー

技術のみちのり

超高密度実装化を助ける!はんだ付の見える化 (株)アンベエスエムティ

2016年度優秀製品賞「縦型X線装置用リフローシミュレーター」

はんだ付不良の発生状況を目視できる装置

リフロー方式のはんだ付時には、さまざまな種類のはんだ付不良が起こり得る。2011年10月、(株)アンベエスエムティは、リフローはんだ付中の溶融の様子をX線で観察する、薄型の「X線リフローシミュレーター」を開発した図1・2。高倍率で撮影された動画(図3)は、はんだ不良発生の原因を知る手がかりになり、歩留まり向上に役立っている。

図1 X線リフローシミュレーター

  (幅220mm×奥行き220mm×高さ43mm、重量約3kg)

 

図2 初期の装置構成(左が制御装置、右がX線リフローシミュレーター)

図3 観察中のパソコン画面(映像と温度変化を同一画面で観察できる)

会員ログイン

続きを読むには会員ログインが必要です。機械学会会員の方はこちらからログインしてください。

入会のご案内

パスワードをお忘れの方はこちら

キーワード: