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2018/3 Vol.121

【表紙の絵】
特しゅなラップでオゾンそうを守るきかい「地球守るくん」
澤田 明伸 くん(当時9歳)
今、地球の「オゾンそう」がはかいされてきています。うちゅうでもたえられるかこうがしてある特しゅなラップで地球をおおいます。その特しゅなラップは、太陽風やいん石やうちゅうゴミが地球に落ちてくるのをふせいでくれています。それに、「地球守るくん」の本体は木でできていて、本体を作るときにあまり二さん化炭そを出しません。あと、顔の表じょうを変えられるので面白いです。地球のオゾンそうがはかいされなければいいと思います。

バックナンバー

私の一冊

『若き数学者のアメリカ』

著者:藤原 正彦

文庫:342ページ

出版社:新潮社

言語:日本語

ISBN:410124801X

発売日:1981/6/29

 

本書の発行は昭和50年代なので、年配の会員諸氏にはお馴染みの作品かもしれない。学生時代の私が本書と出会ったときには、すでに新刊本ではなく古本屋で求めたはずだが、詳細は記憶の淵に沈殿してしまって掬い上げられない。私が所有する文庫版は、裏表紙をめくると売価100円の鉛筆書きが残っている。自宅の本棚がいっぱいになった折々、幾度か本を処分・整理してきたにもかかわらず、本書は手元に残したうちの一冊である。もちろん、人口にすること久しい作品なので、拙稿にて学会会員諸氏に薦めるまでもないのであるが、このところ私の読書量が減っているせいで近刊本を紹介できぬので、ご容赦願いたい。

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