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2018/3 Vol.121

【表紙の絵】
特しゅなラップでオゾンそうを守るきかい「地球守るくん」
澤田 明伸 くん(当時9歳)
今、地球の「オゾンそう」がはかいされてきています。うちゅうでもたえられるかこうがしてある特しゅなラップで地球をおおいます。その特しゅなラップは、太陽風やいん石やうちゅうゴミが地球に落ちてくるのをふせいでくれています。それに、「地球守るくん」の本体は木でできていて、本体を作るときにあまり二さん化炭そを出しません。あと、顔の表じょうを変えられるので面白いです。地球のオゾンそうがはかいされなければいいと思います。

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技術のみちのり

研究開発を加速するロボットアーム 東京ロボティクス(株)

2016 年度優秀製品賞『研究用ロボットアーム「Torobo Arm」』

研究用ロボットアーム

2016年6月、東京ロボティクス(株)は、開発した研究用ロボットアーム「Torobo Arm」の販売を開始した。高い剛性や繰り返し精度など、産業用ロボットと同等の性能を持ち、力の制御が容易にできる。低レベルのトルク制御から高レベルの軌道制御まで、アームの動作を幅広くカスタマイズが可能という、研究開発に利用しやすい仕様になっている。

ロボットベンチャー起業

東京ロボティクス(株)は、東京都新宿区西早稲田にある、ロボットベンチャー企業だ。最先端のロボット技術を東京から世界に発進したいと、坂本と松尾が2015年1月に創業した。二人の出会いは、早稲田大学総合機械工学科の菅野研究室だ。坂本が助手をしていた時の修士の学生が松尾だった。

坂本がロボットの世界に入ったのは、「心って何だろう。ロボットに心はあるのか」という疑問からだった。そのため、学生時代は、ニューラルネットワーク(人間の脳の神経回路の仕組みを表現した数学モデル)を使ったコミュニケーションロボット関連の研究をしていた。一方、松尾は、幼い頃からのもの作り好き。菅野研究室でロボットアームを作った経験が、彼にロボット製作技術の基盤を与えた。車いじりが趣味の松尾は一度自動車メーカーに就職したが、ロボットを作りたいという気持ちは日々高まるばかり。ついに起業しようと思い立つ。そこに坂本が加わることとなった。

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