国際舞台で“結果を出す” テクニカルイングリッシュの心得
第2回 プレゼンテーション作法1&2
プレゼンテーション
英語プレゼンテーションと言ってもさまざまなものがあります。大きく分けると学術発表とビジネスプレゼンテーション、形態では口頭発表とポスター発表、が代表的です。大きく発表という括りでの共通の話もありますが、それぞれによって発表の仕方は少しずつ異なってきます。ここでは、国際会議における口頭発表に焦点を当ててお話しします。
このように範囲を狭めても英語プレゼンテーションに関して話すことは大小取り混ぜたくさんあるのですが、本当に大切な基本となるとたった四つ(最近はそれに一つ加えて五つ)だけになります。それらをここではプレゼン作法と呼びます。
第1回にも少し述べましたが、そもそもプレゼンテーションは何か伝えたいことがあってするもので、伝わらなかったらプレゼンテーションになりません。これは英語プレゼンテーションに限ったことではありません。ですから、これからお話しすることは一つの作法を除いてすべて言語にかかわらず言えることであると強調しておきます。誌面の関係で、第2回では言語に左右されないプレゼンテーションに共通する作法の内、1と2をまず話すことにします。
キーワード:テクニカルイングリッシュの心得
【表紙の絵】
「エコな飛行機」
佐藤 想士 くん(当時10 歳)
地球から出たよごれた空気を吸う事で空を飛び、きれいな空気に変換して排出します。緑の少ない土地には種をまきます。
皆、この飛行機が大好きです!!