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2018/2 Vol.121

【表紙の絵】
「エコな飛行機」
佐藤 想士 くん(当時10 歳)

地球から出たよごれた空気を吸う事で空を飛び、きれいな空気に変換して排出します。緑の少ない土地には種をまきます。
皆、この飛行機が大好きです!!

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特集 実用化迫る自動運転 産官学の視点から

自動運転の実用化に向けた警察庁の取り組み

佐野 裕子(警察庁)

はじめに

自動運転の実用化に向けた警察庁の基本的スタンス

「自動運転」は、この言葉がメディアに登場しない日はないくらい、現在最も期待されている近未来技術の一つである。

全交通事故の9割以上が、いわゆるヒューマンエラーによるものと言われている中、将来、完全自動運転が実現した場合には、交通事故の劇的な削減や、渋滞の抜本的な緩和につながることが期待される。

また、この技術が人手不足に悩むバスやタクシーなどのサービスカーに活用された場合には、高齢者のモビリティの向上に貢献することも見込まれる。

このような観点から、警察庁としても、自動運転に寄せる期待は大きく、その実用化に向けた動きを支援し、同時に、実用化を見据えた制度整備に向けた検討を重ねているところである。

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