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2017/12 Vol.120

【表紙の絵】
「オゾンホール修復飛行船O3-ZES21」
久保 竜希 くん(当時10 歳)
O3-ZES21( オーゼス21:O Zone Eco Ship 21 century)この機械は飛行船にオゾン発生装置を取り付けて、上空で飛行しながらオゾンを製造し、オゾンホールをふさぎます。燃料はいりません。晴れの日は屋根のソーラーパネルで、曇りや雨の日はプロペラと、オゾン発生装置のファンが回ることで電気を作れます。出発前に地上でCO2 を取り込んで、上空でO3 に変えて、放出します。O3-ZES21 の作ったオゾンのおかげでオゾンホールがなくなり、紫外線がさえぎられて、南極の生き物が大喜びしています。

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編集後記

編集後記

2017 年も残りわずかとなりました。振り返ると今年もいろいろなことがありましたが、本誌に関連した一つの出来事に、ノーベル物理学賞を重力波観測のアメリカLIGOチームが受賞したことが挙げられます。本誌2017 年6月号で大型低温重力波望遠鏡KAGRAについて特集し、巻頭インタビューで大橋先生がノーベル賞候補のことにも触れられています。再度お読みいただけると幸いです。

毎年12月になると、一年あっという間だったと思われる方が多いのではないでしょうか。「時間の心理的長さは年齢に反比例する」ジャネーの法則という概念があるくらいです。

時間法則に抗い、日々新鮮に感じられるような情報・体験を2018年も届けていきたいと思います。(SD)

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