編集後記
編集後記
2017年1月に本誌および本会ホームページをリニューアルしましたが、合わせて講演論文アーカイブの公開や機械工学事典の電子化にも取り組んできました。
電子化・アーカイブ化の検討を進める上では、フィジカルな「物」を集めて、整理して、電子媒体にするという作業が必須になります。この作業のことを考えていると、「物」になる前段階の、いわば無形物としての情報に想いを巡らせるようになり、柳田國男の『遠野物語』を思い出しました。『遠野物語』は岩手県遠野地方の逸話や伝承をまとめた民俗学の先駆けと言われています。
Internet of Everything という概念が広まり始めた現代で、『遠野物語』を電子書籍で読んで、アーカイブについてもう一度考えてみようと思います。(SD)
キーワード:編集後記
「魚(うお)っちゃCar!!」
吉川 大翔 くん(当時6 歳)
これは海の底で魚をとったり、研究
や工事が出来る移動式の機械です。
左前にあるセンサーやカメラで魚を探
します。自分の食べたい魚や珍しい
魚をつかまえて巨大タンクで増やしま
す。グリッパーにのこぎりやハンマー、
グラップルをつけかえて、深い海の
底に魚と一緒に遊べる遊園地を作り
ます。中は海の底でもず~っと息が
出来るように酸素や水、カルシウム、
色々なものがシャボン玉のようになっ
て出てきます。1 階は魚を育てるた
めの部屋。2 階は操縦席と巨大タン
クの部屋。3 階は図書館とお茶を飲
む場所があります。