機械遺産のDNA
万能製図機械MUTOH『ドラフターMH-1』
ドラフター『MH-1』(機械遺産No.21)
ドラフターMH-1 開発経緯
金型・精密部品の目盛彫刻の事業から設計・製図の世界へ
武藤与四郎がドラフターを考案する元になったのは、乗合バスの中でアメリカ人が読んでいた雑誌の記事が偶然目に入ったことであった。その雑誌には当時の設計者が使用するT 定規や三角定規・分度器などを組合せた道具に関する記事があった。その記事からひらめきを受けて、ドラフターを開発・商品化することに繋がった。当時、戦前から続けていた目盛彫刻や金型の加工を主な事業としていた武藤工業(株)にとって、新しい時代の幕開けであった。
キーワード:機械遺産のDNA
「魚(うお)っちゃCar!!」
吉川 大翔 くん(当時6 歳)
これは海の底で魚をとったり、研究
や工事が出来る移動式の機械です。
左前にあるセンサーやカメラで魚を探
します。自分の食べたい魚や珍しい
魚をつかまえて巨大タンクで増やしま
す。グリッパーにのこぎりやハンマー、
グラップルをつけかえて、深い海の
底に魚と一緒に遊べる遊園地を作り
ます。中は海の底でもず~っと息が
出来るように酸素や水、カルシウム、
色々なものがシャボン玉のようになっ
て出てきます。1 階は魚を育てるた
めの部屋。2 階は操縦席と巨大タン
クの部屋。3 階は図書館とお茶を飲
む場所があります。