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2017/8 Vol.120

未来型かかし「Farmer」ファーマー
村越 水 さん(当時 14 歳)
本来、鳥から農作物を守るために建てられた‘かかし’ですが、もっと有効に活用しようと考えました。
笠の先端にはスプリンクラーが設置され水を自動的に放出します。笠が回り、鈴を鳴らして農作物を熊や鳥か
ら守ります。
腕から提げられた取り外し可能な籠は、収穫した野菜の重さを測ることができます。
両腕の先端は防犯カメラで 360 度監視します。カメラはもちろん‘かかし’の胴体も回ります。
異常があれば口に模したスピーカーからサイレンが鳴ります。
‘かかし’の背中にあるボックスに生ゴミや抜いた雑草を入れてセットすると堆肥になって出てきます。
これらはコンピュータ機能で管理し、笠に設置された太陽光の電気により動きます。

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編集後記

編集後記

今月号は「年次大会」と「機械遺産」を特集しました。どちらも本会を代表する事業で、広報にも力を入れており、報道機関へのプレスリリースも発信しています。

「年次大会」は会員の皆様の研究発表の場でもありますが、会員外の一般の方を対象とした市民フォーラムや特別講演会も開催しており、こちらは参加費無料です。小中学生対象の「流れのふしぎ科学教室」は空気や水などの流れを楽しい実験を通して体験できると人気があります。

「機械遺産」は近年ですとNHK 等テレビでも報道されるようになりましたので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。全国各地で90件が認定されております。まず「機械遺産」のホームページをご覧いただき、現地を訪れご自身の目でご覧いただく機械遺産ツアーを計画していただけますと幸いです。(OI)

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