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2017/5 Vol.120

【表紙の絵】
「なかまを増やすロボット」
乙成 華菜 さん(当時10 歳)
このロボットは、はんしょくするロボットです。人が少ない年齢はどこかをみて、大人でも自分より年上じゃなければうむことができ、少子化を防げます。(一部抜粋)

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機械屋英語のあれこれ

第5回 発音とリスニング

石田 幸男(名古屋大学)

1.はじめに

はじめて海外に行ったとき、バージニアの知人の家に立ち寄ってから、国際会議に出席した。つぎは、会場でアメリカのA先生と交わした会話である。

[例] A: “Where did you visit in USA ?”/私: “Virginia” /A: “Where?”/私:“Virginia”/A:“……?”/(ここでハタと気がついて、)私: “VirGInia”/A: “Oh, VirGInia”.

最初、このような中学1年生の英語が通じなくて、これからの会議でどうなるか心配になった。日本人が国際会議へ出て一番不安なのは、プレゼンのあとのQ/Aセッションで質問が理解できないことであるといわれるが、実はそれ以前に、発表自体が伝わっていない可能性が大きい。今回は、発音とリスニングの問題を考えてみる。

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