エンジニアリング教育の達成度評価 ~テスト問題バンクの取り組み~
第3回 国内における取組事例
汎用的技能アセスメントの展開
政府主導の大学改革: 三つのポリシー策定の義務化
平成28年3月31日に学校教育法施行規則が一部改正され、大学及び高等専門学校は、自らの教育理念に基づき、育成すべき人材像を明確化した上で、それを実現するための適切な教育課程を編成し、体系的・組織的な教育活動を行うとともに、当該大学等の教育を受けるにふさわしい学生を受け入れるための入学者選抜を実施すること、そのために「卒業認定」「教育課程編成」「入学者受入れ」に関する方針(いわゆる三つのポリシー)を策定して公表することが義務付けられた。さらに、中央教育審議会大学分科会大学教育部会が作成した三つのポリシーの策定及び運用に関するガイドラインによると、各大学は「学生の学修成果の把握・評価を行い、どのような評価の基準や方法に基づき大学として卒業を認定し、学位を授与したかについての説明責任を果たせるようにすること」、そのために「学修成果の具体的な把握・評価方法」等に留意して取り組むことが期待されている。
キーワード:エンジニアリング教育の達成度評価
【表紙の絵】
「おはないっぱいさかせロボット」
内田 侑希ちゃん(当時5 歳)
大好きなお花をいっぱい咲かせてくれるロボットがあったらいいな。
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