日本機械学会サイト

2024/1 Vol.127

表紙:本誌連載企画「絶滅危惧科目- 基盤技術維持のための再考-」のコンセプトに合わせてイラストレーター坂内拓氏とデザイン。本号は「蒸気エンジン」がモチーフ。

バックナンバー

特集 JSMEメンバーが考える2050年の社会像実現に向けた技術ロードマップ

JSME 技術ロードマップ持続可能で多様かつ包摂的、テクノロジーと自然が調和する2050 年の社会

山崎 美稀〔(株)日立ハイテク〕

日本機械学会における技術ロードマップの策定と公開の活動は、2007年の創立110周年を機に開始された。当初は学術的に未検証の領域に踏み込むことが少なかった。しかしこの時代、世界の金融市場は不安定で、温暖化による環境問題が切迫していた。これらの社会的な課題に対応する必要性が高まり、…Read More

特集 JSMEメンバーが考える2050年の社会像実現に向けた技術ロードマップ

技術ロードマップと社会課題への挑戦

矢部 彰(新エネルギー・産業技術総合開発機構)

技術ロードマップの検討対象の移り変わり フォアキャストの視点の追求 日本機械学会技術ロードマップ委員会が活動を開始した2006年頃に、企業の方々に言われたことは、アカデミアが技術の将来を予測できないようであれば、学会活動は必要ないのではないかという厳しい指摘であった。それならば、…Read More

特集 JSMEメンバーが考える2050年の社会像実現に向けた技術ロードマップ

技術ロードマップから見る2030 のレビューとJSME メンバーが考える2050 年の社会像実現に向けた技術ロードマップ

山崎 美稀〔(株)日立ハイテク〕

はじめに JSME技術ロードマップ委員会では、各部門から選出された代表委員による部門連携グループを設立し、『JSMEメンバーが考える2050年の社会像実現に向けた技術ロードマップ』の策定と公開を目指して活動を展開してきた。本活動では、単に将来を予測するのではなく、実現すべき205…Read More

特集 JSMEメンバーが考える2050年の社会像実現に向けた技術ロードマップ

社会像1.人間と自然、都市と地方、個人とコミュニティが長く共存される社会

小原 拓(東北大学)・川南 剛(明治大学)・藏田 耕作(九州大学)・小宮 敦樹(東北大学)・津島 将司(大阪大学)・小野 義広〔日鉄エンジニアリング(株)〕・今村 宰(日本大学)・木戸口 和浩(電力中央研究所)・谷口 満彦〔東レエンジニアリング(株)〕・荒井 政大(名古屋大学)・中別府 修(明治大学)・山崎 美稀〔(株)日立ハイテク〕

はじめに 日本機械学会メンバーが2050年実現させたい社会像の説明 日本機械学会は、2021年から2050年にかけて、メンバーが描く三つの理想的な社会像に関する議論を深化してきた。具体的には、『人間と自然、都市と地方、個人とコミュニティが長く共存される社会』、『多様性と包摂性が確…Read More

特集 JSMEメンバーが考える2050年の社会像実現に向けた技術ロードマップ

社会像2.多様性と包摂性が確保された次世代コミュニティによる総合地域社会

林 憲孝〔(株)SUBARU〕・佐々木 卓実(北九州市立大学)・丸山 真一(群馬大学)・亀田 正治(東京農工大学)・板垣 貴喜(木更津工業高等専門学校)・荒尾 与史彦(早稲田大学)・筒井 壽博(弓削商船高等専門学校)・倉元 昭季(東京工業大学)・山崎美稀〔(株)日立ハイテク〕

はじめに 日本機械学会メンバーが実現させたい2050年の社会像の説明 日本機械学会は、2021年から2050年に向けてメンバーたちが描く三つの理想的な社会像についての議論を展開してきた。これらの社会像は『人間と自然、都市と地方、個人とコミュニティが長く共存される社会』、『多様性と…Read More

特集 JSMEメンバーが考える2051年の社会像実現に向けた技術ロードマップ

社会像3.リアルとバーチャルの調和に基づく個人価値尊重と社会サステナビリティの融合社会

山下 智輝〔(株)前川製作所〕・佐藤 隆太(名古屋大学)・五十嵐 洋(東京電機大学)・木下 裕介(東京大学)・下山 幸治(九州大学)・小野里 雅彦(北海道大学)・正本 和人(電気通信大学)・中村 和行〔(株)テクノソルバ〕・山崎 美稀〔(株)日立ハイテク〕

はじめに 日本機械学会メンバーが2050年実現させたい社会像の説明 日本機械学会は、2021年から2050年にかけて、メンバーが描く三つの理想的な社会像に関する議論を深化してきた。具体的には、『人間と自然、都市と地方、個人とコミュニティが長く共存される社会』、『多様性と包摂性が確…Read More