特集 日本のモノづくり再興Part2-日本機械学会の役割-
座談会:若手が考えるこれからのモノづくり
社会や産業の在り方はスピードを増して変化している中、コロナ禍で世界は不透明さを増している。機械系技術者として、企業・大学でますますの活躍が期待される若手の会メンバーが集まり、今感じている不安や希望を共有し、若手として何ができるか意見を交わした。 参加者(左から): 若手の会 委員…Read More
特集 日本のモノづくり再興Part2-日本機械学会の役割-
社会や産業の在り方はスピードを増して変化している中、コロナ禍で世界は不透明さを増している。機械系技術者として、企業・大学でますますの活躍が期待される若手の会メンバーが集まり、今感じている不安や希望を共有し、若手として何ができるか意見を交わした。 参加者(左から): 若手の会 委員…Read More
特集 日本のモノづくり再興Part2-日本機械学会の役割-
はじめに 問題点の提示 平成7年制定の科学技術基本法に基づいて、平成8年から始まった我が国の科学技術基本計画は現在、第5期が進行中である。科学技術偏重であったものが、人文科学に係る科学技術の振興やイノベーション創出を基本法に組み込み、[1]持続的な成長と地域社会の自律的発展、[2…Read More
特集 日本のモノづくり再興Part2-日本機械学会の役割-
はじめに 「人」が支えるモノづくり 2020年は、業務や研究、学習の進め方や環境の変化を余儀なくされ、多くの人にとって特別に記憶される年になったと思われる。COVID-19 のように、ターニングポイントの直接の引金となるものは明らかであっても、変化・変革はその背後で徐々に蓄積され…Read More
特集 日本のモノづくり再興Part2-日本機械学会の役割-
はじめに 我が国の製造業は、戦後の高度成長時代に、欧米などの先進国から導入した技術を活用し、安い労働力と生産現場での創意工夫によって「安価で品質のよい製品を効率よく大量生産」することで発展してきた。後に韓国、中国、台湾なども日本と同様の方法で先進国に発展し、いまでは日本企業を凌駕…Read More
特集 日本のモノづくり再興Part2-日本機械学会の役割-
当社の研究開発組織であるRDセンターは、別法人の(株)三浦研究所となった時期があった。同所創設時の代表は、当時当社副社長であった川人 明美氏(本会 元中四国支部長)で、日本機械学会三浦賞の由来でもある当社創業者の三浦 保氏(日本機械遺産No.075 小型貫流ボイラZP型開発者)が…Read More
特集 日本のモノづくり再興Part2-日本機械学会の役割-
はじめに 産学連携は、国の政策もあり、先端技術開発などで個々の企業、大学間の連携はすでに十分に検討され、その仕組みも構築されている。しかし、工学系の学会は、産学連携に必要なステークホルダがすべて集まっているにもかかわらず、従来の産学連携の枠組みに含まれていない。 一方、我が国の企…Read More
特集 日本のモノづくり再興Part2-日本機械学会の役割-
はじめに 電磁比例制御弁の歴史は射出成形機などの産業機械分野では比較的古く1970年代に始まる。その後、小型の比例ソレノイドが開発され、車載用としての適用が始まるのは、1980年代の半ば以降のことである。川崎重工業(株)では、1987年に農業トラクタ用電磁比例制御弁を開発し、量産…Read More
特集 日本のモノづくり再興Part2-日本機械学会の役割-
はじめに “モノ”づくりの狭間で思うこと “モノ”づくりでは、製品を生産するだけではなく、製品を作る上で、いっそう効率的な製造方法・新しい開発方法を考え、さらに製品に付加価値を与え、各種サービスを取り入れることも含まれるとされる。その裏では当然のごとく効率化が求められ、少子高齢化…Read More
特集 日本のモノづくり再興Part2-日本機械学会の役割-
ものづくりが面白いと思える環境づくり 創造開発型企業の新たな人材開発の仕組み 6×6プロジェクト(通称:ろくろく)は、日頃、開発納期に追われてしまい、技術者が新しいアイディアを持っているのに手を付けられないというジレンマを払拭するための活動の一つである。プロジェクト名の名前は当初…Read More
特集 日本のモノづくり再興Part2-日本機械学会の役割-
はじめに (株)ハーモニック・ドライブ・システムズ(以下HDS)は長野県安曇野市に本拠地を構える機械部品メーカであり、2020年11月に創立50周年を迎えた。 本稿ではHDSの主力製品であるハーモニックドライブ®の紹介とともに、HDS若手エンジニアの業務内容およびやりがいを感じる…Read More
工部大学校の「機械学」教育機器(機械遺産第100号)
機構模型:差動歯車
年代未詳/真鍮、鉄、ガラス、木製台座/H310, W245, D235(mm)/東京大学総合研究博物館所蔵
工科大学もしくは工学部の備品番号「工キ學ニ一八五」の木札付。本模型の年代は未詳であるが、東京大学総合研究博物館には工部大学校を示すプレート付きのものを含め、近代的な機械学教育のために明治期以降に導入された機構模型が現存する。
上野則宏撮影/東京大学総合研究博物館写真提供/インターメディアテク展示・収蔵
[東京大学総合研究博物館]